今更ヒプノシス。
もう”今更ですが”シリーズ化だなほんと特にこれは、今更?なのですが…💦すでに都内、関東、ほぼ上映終了。あとは2番館でちらほらやってくれる希望のみ。ヒプノシス。映画『ヒプノシス ーレコードジャケットの美学ー』映画『ヒプノシス』(原題:SQUARING THE CIRCLE THE STORY OF HIPGNOSIS)2025年2月7日より恵比寿ガーデンシネマ、シネマート新宿、 ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、他 全国順次公開。アントン・コービン監督 初の長編ドキュメンタリー。ロックに革命を起こした伝説のデザイン集団の物語。1968年、ストー…www.hipgnosismovie.com絶対これは面白いです。面白いと思いながら、あえてここで出そうとはしないまま。それが、いきなり奮い立った。嬉しかったから。先週、武田砂鉄さんのラジオ、トークのゲストが浦沢直樹さんで、この映画の話でひときわ盛り上がったのだ。さすがだ、このお二人は見逃していない。ーー余談ながら、自慢じゃないけど(実は自慢なんだが否定するそのお決まり、考えてみれば不思議だ)、わたくし本屋B&Bのチケットが楽に入手できた頃から砂鉄さんをフォローしているのだ。友人からも「xx子さん(=私)おススメ?の武田砂鉄さんに長らくハマっていて、夢にも出てきて(思わず抱きついたわ)良いですよね~砂鉄さん)などとLINEが来て、ふふふやっぱり?と、なんとなく鼻が高かったりするのだ。が、今や一瞬情報を聞き逃せばイベントチケット完売。こうなる前、あるイベント終了後、会場を出て駅に向かっていたら、目の前に砂鉄さんがいた。すぐそこにいた。が、結局ただ後ろを歩いていただけで終わってしまった… 武田さんの少しあとに、同じくその日の出演者、サンキュータツオさんが歩いていて、誰かが近づいていくのが見えた。砂鉄さんには誰も近づいていなかった。なのに・・・『八丈島どか酔いセミナー』で椎名誠さんを遠目に見るだけで終わったことを思い出す。これまでの生涯、自ら近づいていくことのできた「著名人」は高野秀行さんのみである。これだって偶然「著名人」になる前の高野さんと束の間遭遇したおかげ。それがなきゃ原因不明の内部バリヤーが起動してしまう。この根はどこにあるのだろう。いわゆる流行りの「自己肯定感」の低さか。いわゆる自意識過剰か。いや単に、幼少から引きずる引っ込み思案か。その高野さんも今や同様、次第に雲の上へと遠ざかっていく。デビュー前から知ってるバンドが、あれよあれよという間にドームコンサートやってるみたいな、嬉しいけど一抹の寂寥感・・みたいな.…って、余談でまたこんなんなってしまった。WT(高野・武田)さんに関してはいつかちゃんと書きたいなとは思っていたのだけど(武田さんのラジオに高野さんがゲスト出演したときはそれは嬉しかった。時間ちと短かかったけど)、ここで無駄なちょい出しをしてしまいましたーーで、ヒプノシスに話を戻すと、これには個人的にも思い入れがあるのです。それもあって、映画を紹介しようという発想に結びつかなかった。矛盾してるみたいだけど、そうなのです。この映画の公開前に本が出てるのだ。ヒプノシス ロック名盤デザイン秘話【2000部完全限定】 | オーブリー・パウエル, |本 | 通販 | Amazonこれはね、ほんと、絶対楽しめます。鈍器本/石器本のクリムゾン全史となると、誰にでも勧められるとは言いづらいけど、これはね! 写真も多いし、その写真見るだけで楽しめるし、なんと言っても裏話が面白い。時には爆笑もの、時には泣ける。これは読んでほしいな・・と思うのだけど、買ってください、は、ちとひるむ。だって…お値段が。8800円私(この際もういいか。訳者である)だって、驚きました。これは、クリムゾン本と違う意味で、また勧めにくい。オーケンさんの図書カード企画が出版後だったら、買ってくれたかなあ。そして、図書館で借りてくださいというのもまた難しい。なぜならば…完全限定2000部図書館にいきわたるはずもなく(一般書でもそうなのに)。他館から借りるにしても、果たして置いてくれているところがどれだけあるか・・この1冊のみで相当予算食いますものね。だけど、ほんとこの本については、社内・社外編集さんはじめ皆様ほんと熱意がすごく、凝り性で、表紙デザインについても何度もあれこれ考えて(私の意見もちゃんと聞いてくれた)。これは宝物になると思うのです。その中でも映画の企画については触れていた。そして実現した映画。面白くないわけない。って、今になってなんで言うんだよ、って話ですが・・これも「著名人」に近づけない心理と共通。なんか逡巡。なんかどこか恥ずかしい。何が恥ずかしいか自分でも解明できてないが、ためらいが。自意識過剰、なんでしょうね、やっぱり。とにかくこの本と映画はおススメなのです。映画、そのうち配信あるかなあ。いやでもこれってやっぱり、これこそやっぱり、ビッグスクリーンで見るべきよね…