こんばんわ、20日土曜日です。
やる気のない年末を過ごしておりまして、ここにも来られずでした。
気が付くと
あれ?なんか抜かしてる?
この前、「大雪」の頃に、ぼーっとして書かなかったんですよ。
12月の7日あたり。
あ、そうだ、施設で話聞いて茫然自失だったからだ・・・ふんふん。
でも、いよいよ冬至じゃないですかあ~。
夏至で「今年もお世話になりました」って言ってから半年。
ここから寒さも本格的になるけれど、
そこは過ぎ行く時に任せて。
さて。
よくわからんとか、
数字がどうとか言われ続けたこのドラマを私は最後、
面白くて好きだなと思いました。
今、あんまり頭に入らないのですごく楽しみではなかった。
放送する曜日も間違えたりしてて。
でも、あの熱情っていうか「ちょっとビョーキ」って言う時代の温度はわかる。
シェイクスピアがわかってるという前提でドラマは見ないけど、
どっちでもよかったそれは。
大体演劇ものだからなあ・・・。癖があるしなあ・・。
シェイクスピアは雰囲気でいいよ、全部読んでる人いるの?
私も全部は読んでないよ、基礎だけど。小田島さんの?坪内さんの?(意地悪)。
シェイクスピアは台詞が「詩」と思ってる私には、
あれ喋ってるだけで酔うんだよねえ・・・
気持ちよくなって自分にも酔うんだよねえ・・
・・・なんて適当な偉そうなこと思いながら眺めてた。
けれど、お話の中の一つ一つの成功や失敗がほろ苦くて、
嘘が優しくて。
言葉が大事にされてて。
今だったらお縄がいっぱいな時代を、
適当になんとか潜り抜けられて成り立ってたのを思い出す。
私はそれは懐かしいとか、その方がいいとか思ってなくてね。
このドラマは
「不適切にもほどがある」みたいな時代へのアンチテーゼではなかったが、
私にはすごく振り回してくるものがあって・・・。
あの当時の「不純っぽさ」の中の演劇って、すごく燃える(萌える)感じで、
もうどうにも止まらなかったんですよ。
夢、そう夢魅せてくれるものでね。
まして渋谷って・・・
ねえ、サブカルの聖地で下北(半島じゃない方ね)や、
阿波踊りの町(杉並)やウルトラマンの方(世田谷)でもなくて・・ねえ。
浪漫ね、そうロマンチックに酔っていられるのがお芝居です私にとっては。
今年は私は沢山の伝統芸能に触れる機会がありました。
歌舞伎、雅楽、舞楽。
映画で、生の舞台で、カセットの音源で。
一回一回、同じものは二度と出来ない演じる世界。
これは一度味わったら止められない危険なものかもしれない。
だって同じことが出来ないのが、面白いんだもん。
今は何もしていない私でも、
この「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」というドラマは、
じわじわと染みてくるものがありました。
人生変えるよね、お芝居は。
いいんだよ、主人公がなにをしたかったかって?
芝居作りたかっただけ、そんだけ。
で、振出しに戻るだけ。
成長しない主人公なの、クズなのダメなの、そういうもんなの!!
美化したサクセスストーリーではないのよ。
どうせまたこの主人公は同じことやるよ(笑)
それが、演劇に飲み込まれちゃった人の運命なんだわ。
何が間違いとか正しいとかわかんないから、演じることが大事だから。
今でもお芝居作ってる皆さん、楽しんでね~と羨ましく思っています。
あの当時、1984年高校生の私には渋谷は方向違い、
竹の子族も原宿も知りませんでした。
代わりにとんでもない場所でとんでもないものに出会っていき・・・。
さて図書館でシェークスピアまとめて借りよう。
蔦屋は出してないのかね、シェークスピア全集。
まだやることあったのにさ、とっとと逝っちまいやがって・・・。←未練がましい。
・・・年末年始は踊ろうじゃないか。
ゆず湯用。これは全部で何個あるでしょうか?
答えはラストで。
明日は仕事の後、母とご飯食べるのでその時にゆずをみんなで分けよう。
母には食べてもいいけど・・・って言わないとなあ。
なんでも食べちゃうんだもん・・・。
さて今日の坪内・・じゃなくて逍遥(しょうよう・そぞろ歩き)は、
ことわざ。
✩天は二物を与えず。
一人の人間がいくつもの美点をもつことはなく、欠点の無い人はない、ということ。
「美貌の持ち主は頭脳に劣る欠点があったり、
文才に恵まれるものは運動能力が今一つ優れなかったりと、
なかなか美点を兼ね備えることは容易ではない。
才色兼備も文武両道も居ないわけではないが、
大多数の人はたとえあったとしても一物がせいぜい」
(岩波ことわざ辞典 時田昌瑞・著 P402)
ほんとは今日のタイトルの「踏まれた草にも花が咲く」にしようと思ったけど、
もうひとつパッとめくったらこれが出たので。
あなたの一物はなんですか?
誇って大事にしていこう。
私の?
さあ、もう幕は閉じておやすみなさいまし。
さてゆずの答え。
「右斜め45度」にしてみたら・・・
4個でした。
ではまたね~。



