配列とは

 

配列は、通常配列変数でも呼ばれ、一つの変数に複数の値をまとめて格納できる特殊なデータ構造のことです。

配列には、固定長配列(静的配列)動的配列の2種類があります。固定長配列は、名前の通り、配列のサイズ(要素の数)が固定されているものです。一方、動的配列は、コード内でサイズを変化されられるものです。

 

 

配列の宣言仕方



固定長配列の宣言仕方

 

Dim 配列名(Index番号の上限値) As データ型名

 

例えば

Dim WS(3) As Worksheet


カッコの中の数字は、配列の要素の数を表します。ただ、Index番号は、0から数え始めるため、WSとう配列は合計4つの要素を持っていることとなります。

Index番号は、0ではなく1のほうがわかりやすいというケースがあります。その場合、Option Base ステートメントで、モジュール先頭で宣言すれば、Index番号の最小値を変更することができます。


Index番号の最小値を1にするステートメント

Option Base 1

 

Toキーワードを使って、Index番号の最小値と最大値を指定することができます。

 

Dim myCol(2 To 5) As Integer

 

動的配列の宣言仕方

一方、動的配列は、宣言時には要素数や次元数は指定しません。

 

Dim 配列名() As データ型名

 

配列の実際利用方法について、また次回更新しますので、ご期待ください。

 

 

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