無職になって、

かつてないくらいに、

時の大切さを実感している。

 

有職だったときは、

何かをしても、していなくても、

ありがたいことに毎月決まった給料をいただいていた。

 

が、今は「無」。

 

職についていないから、

せめて自分の「時」だけは、

無駄にしないように、起きている時間は常に何かをしている。

 

ちなみに、寝てる時でも、夢の中じゃ幸せ。

 

することがなくなると読書。

 

1秒も1分も無駄にできない。

「無」から何かを生み出すために、

今、できることを精一杯にやる。

 

正直、退職するまで、

自分がこんな考えになるとは1ミリも思っていなかったけど、

自然とこうなった。

 

こういう考え方になった自分に驚くけど、

これでいい。

 

いつか読んだ本で、

人間の死は不可避なのに、

それを自覚して生きている人間は少ないって書いてあった。

 

その時は、

そうだなぁって思って読み飛ばしたけど、

今はわかる。

 

俺もいつかは死ぬ。

そのために、1分1秒を無駄なく生きる。

そんな時間の使い方と

自分の生き方への覚悟が生まれたのは、

仕事辞めてよかったことの一つだ。

 

今日があることに感謝。

今、生きていることに感謝。

 

生き急いでいるわけじゃないけど、

今は、これくらいでよかよか。