よかよか東南アジア旅 第19話「ピンクトラムに乗った王子様」 | 編集長のよかよかLife

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福岡出身で編集長歴約30年。元リビング新聞編集長がつづる、よかよか(ノープロブレム)な日常。

日本を旅立って7日目。

KL(クアラルンプール)3日目

 

夕方の便でバンコクに戻るので

今日は市内観光へと出かけます

 

まずはホテルの近くの

ローカルレストランで朝ごはん。

 

お目当てはマレー名物、肉骨茶(バクテー)です

 

肉の骨のお茶っていったい???

実はこれ、骨付きの豚肉を

漢方スープやニンニクで煮込んだ

ヘルシーな料理。

 

漢方だけにちょっとクセがあるけど、

クセになるおいしさです(笑)

 

海老とナスの炒め物や野菜炒めも頼んで

朝からガッツリ!

今日もいい日になりそうな予感(*^-^*)

 

・・・・・・

 

・・・・・・

とはいえ、

行き当たりばったりなよかよかメンバー

この後はまったくのノープラン(-_-;)

 

とりあえず、KLセントラル駅に荷物を預け

駅からほど近い場所にある(と思った…)

「ペルダナボタニカルガーデン」へ

 

朝からガッツリ食べたから

みんな元気です(^O^)/

 

遊歩道からの景色

天気もよくて気持ちいい~(*^-^*)

 

と・こ・ろ・が!

駅からほど近い(と思った…)

ボタニカルガーデンは意外と遠い

しかも暑い(;´∀`)

 

ようやく入り口に到着

笑顔もひきつるぐらい、暑い(;´∀`)

 

園内は緑がいっぱいだけど、暑い(;´∀`)

歩いても歩いても緑ばかり

 

しだいに無口になるよかよかメンバー

熱中症になりそうなぐらい、暑い(;´∀`)

 

後日知りましたが…

実はここ、92ヘクタールもあるのだそう!

なんと東京ドーム約20個分ですよ( ゚Д゚)

 

東京ドーム20個分の3個分ぐらいまで

歩いてきたけれど、体力も限界です(;´∀`)

 

Googleマップで位置確認をし

その広さに唖然とするよかよかメンバー

(というか、先に確認しろよ💦)

 

「駅まで戻る?」

「でも、すでに40分ぐらい歩いてる…」

「ですよね( ;∀;)」

 

そう、進むも地獄、退くも地獄とは

まさにこのこと

 

どことなく不穏な空気が漂いはじめます

そして、もう一歩も歩けなくなり

「KLの中心でまさかの遭難…」と

絶望的になったそのときです!

 

「ヘイ、ジャパニーズ!

おいらのトラムに乗らないかい?」

と、どこからともなく現れたのは

 

赤いトラクター…いやいや

ピンクのトラムに乗ったおじさん

私たちの救世主です(*^-^*)

 

ピンクのトラムに乗ったおじさんが

白馬に乗った王子様に見えます(笑)

 

「も、もちろん乗せていただきますとも~」

 

園内を巡回しているKLトラムは

1日ひとりRM15(約380円)

何度でも乗り降りできるそう

 

ピンクのトラムは乗り心地もよくて

不穏な空気はどこへやら

メンバーに笑顔が戻ってきます

 

さっきまでは景色を楽しむ余裕がなかったけれど

ここはまさに、都会のオアシスですね~(*^-^*)

 

「これは、モスクですね~!」

ピンクトラムに乗った王子様は

観光案内もしてくれます

 

東京ドーム残り17個分を

ピンクトラムで一気に駆け抜け

王子様ともここでお別れ…

と思ったそのときです!

 

「ヘイ、ジャパニーズ!

好きなところまで連れて行ってあげるぜ」

と王子様(#^.^#)

 

「えっ?マジですか???」

「行きたいところは?」

「お、王子様のおすすめの場所へ」

「がってん承知の助~!」

と言ったかどうかは定かではありませんが、

王子様に身を任せる私たち

 

普通乗用車にまじって

市内を駆け抜けるピンクのトラム

マレーシアって自由でいいなぁ(笑)

 

・・・・・・・

 

・・・・・・・

まちを走ること約15分

王子様が連れて行ってくれたのは……

 

I♥KLのオブジェ

 

ここ、来たかったところ~(^O^)/

遭難しかけた私たちを救出してくれたうえに

映えスポットに連れて来てくれるなんて

本当に本当に、王子様です(#^^#)

 

ここ「クアラルンプールシティギャラリー」は、

行列ができる大人気スポットで

私たちも20分ほど待って、ようやく撮影タイム

 

珍しく、男子チームの2ショット

ある意味思い出に残る写真です(笑)

 

オブジェの周辺には

KLの市内観光にははずせない

歴史的建造物もいっぱい

 

クアラルンプールはマレーシア語で

「泥が合流する場所」という意味

 

クラン川とゴンバック川が合流するここが

地名の由来となった場所なんだとか

どことなく博多の中洲に似ていて

懐かしい気持ちに(#^.^#)

 

ピンクトラムに乗った王子様のおかげで

遭難から免れたうえに、

楽しい思い出がたくさんできました

王子様、本当にありがとうございますヽ(^。^)ノ

あっ、王子様と写真撮るのを忘れた…(笑)

 

人も優しく、おいしい料理もいっぱい

事件もいろいろあったけれど

やっぱり I♥KL  

絶対にまた来るけんね!

 

そして、いよいよこの旅も終盤

最後の国、バンコクへと移動します

 

「バンコクのスイートな夜」につづくとよ