うつ病 | 良かったね♪

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私がうつ病を発症したのは2006年。いや、正確には2004年だったかな?心因反応性うつ症と診断されて、お医者様に「どうしたい?」と聞かれてびっくりしたんだ。

どうしたい?って言われても、会社行かなかったら給料ないし、暮らせないし、大体、私はうつ病じゃないもん。ぷんっ!

なんて思っていたのと、ちょうど異動が決まっていて環境が変わるので、そのまま様子を見たいと言ったのでした。


当時、私自身はうつ病の原因が上司にあると思っていました。だからその上司から離れることができればうつ病は治ると思っていたのです。

で、環境が変わり、上司も変わり、うつ病も快方に向かっていたのに・・・なんと1年後に上司が私の後を追いかけてきたっ!!

いや、別に上司だって好き好んで私を追いかけてきたわけではなく、人事異動の中でたまたま私がいた部署に異動になっただけのこと。そんなことはよ~く分かっていたのですが。。。


うつ病は誰でも発症する可能性のある病気です。「あいつのせいだっ!」と原因になった人を特定できたとして、その原因の人から離れることができれば、快方に向かう可能性は十分あります。

が、しかし。

私のように、またしても関りを持たなければならなくなったらどうしましょう?夫や妻といった配偶者の場合、離婚できれば良いけど、様々な事情で離婚できないとしたらどうしましょう?


対処療法として、原因から離れることは一時的には大事なことです。でも、その人自身でなくても似たようなタイプとこれから先の人生で関わり合いになる可能性は十分に考えられます。


まずは命を守る為の行動が最優先です。次にある程度元気を回復させたら、根本的に自分自身の考え方、感じ方、言葉、行動、意識、価値観などなどを変えていく必要があるのだろうな・・・と今の私は思うのです。

上司が原因だったとして、上司から逃げたとしても、また似たようなタイプが上司になったり、仕事などどうしても避けられない状態で関わらなければならなくなった時・・・うつ病が悪化するのかと思うと怖くて誰とも関わることができなくなるから。


無自覚に逃げてしまうと問題はより大きくなって忘れたころにやって来るので、逃げる時は自覚的に。「私は逃げます」と逃げた後、どうしていたら円満解決ができたのか?を一生懸命考えていると次に同じような事態になったら、ああしてみよう、こうしてみよう、と案が浮かんできます。案が浮かばなければ、周りの人達に「あなただったらどうする?」と聞いてみれば、思いがけない解決案が手に入るかもしれません。

今、振り返って考えてみると、うつ病の原因だと思っていた上司は、発症するキッカケではあったものの、本当の原因ではなかったのだろうと思います。本当の原因は、おそらく幼少期の親子関係ではなかろうかと・・・。

うつ病は、私自身の人生をより豊かに幸福にする為に必要な・・・何か大事なことに気付かせてくれるトリガー。逆に言えば、気付くまで完治してくれなさそうだと感じている今日この頃です。