現在、晩年のヘルマン・ヘッセと12年間にわたり文通した四反田五郎という作家を追っています。
実は、この四反田五郎氏の生前に出版予定だったヘッセとの往復書簡集の手書きの原稿を託された方がおられまして、その方から私も原稿を読ませていただいているだけでなく、パソコン外付けカメラによって写メで撮影してデータ化しております。~現段階で、手紙本文だけでなく四反田氏の作成された注釈も活字化を一通り施している段階です。
右より、
「一灯抄(1965・言葉社)」
「邂逅(1968・オリオン出版社版)」
「邂逅ー開かれた孤独-1978・文化評論出版社版)」
「殉愛(1988・集英社文庫)」
以上、書籍化された四反田小説の進化の足跡。
現在の四反田五郎氏宅。住人は現時点でおられません。
四反田邸の表札。
四反田邸を少し下ったあたりから。
あいにく霧がかかって海が見えませんが、間違いなく、霧の向こうは瀬戸内海。