こちらの本が、本日、届きました。

元大阪タイガース監督・岸一郎氏の生涯を追ったノンフィクションです。

早稲田大学出身、満鉄の左腕投手。すごい投手だったとのこと。

日本運動協会と対戦もしたのかどうかはまだ不明。

巨人と阪神で監督を務めた藤本定義氏の早稲田の先輩でもあります。

こちらのWIKIをご覧あれ。

 

1955(昭和30)年、監督に就任。

ベテランから若手に切替えを断行しようとしたものの、主力選手との軋轢もあり、5月下旬には休養。

その後は技術顧問として球団に席を置かれていたようです。

この人は投手出身だけあって、投手の指導はよかったみたい。

そういうこともあって、後に小山正明さんが敦賀に遠征に行かれた時挨拶されたとも。

~ 東京オリオンズにトレードになる前年のお話です。

だけど、若手の伸びるきっかけを作られた。三宅秀史さんなんかが抜擢されたのね。

 

これまで何と、没年不明となっていました。

その没年どころか命日が、本書で判明したようです。

1894年に生まれ、1969年に亡くなられたそうです。

まさに、私が生まれた年です。

 

追記

発売日は正式には2月5日という事でしたが、その日を過ぎましたので、追記としてご報告します。

岸一郎氏の御命日は、1969(昭和44)年4月3日(木)です。

本書著者の村瀬秀信氏の渾身の取材による賜物で、この事実が判明した次第であります。

この事実に関しましてはこちらでもお伝えいたします。

 

なお、岸一郎氏の人となり、その親族周辺の話は、読んでいて実に面白いというのは語弊があるも、興味深いものがあります。そこは是非、本書をお買い求めの上ご一読を。

何故か、はまってしまいます。そんなお話のオンパレードです。