これが、本日のプリキュア放送で出現した謎の列車。

トワイライトエクスプレス端風をイメージして色を変えたような感じ、かな。

ただし、寝台車はいわゆる二段ハネをベースにしているね。

西洋のコンパートメントをベースにしておるな。

で、窓枠も確かにヨーロッパ風のもの。

日本では20系客車以来、こういう二段窓は特急車としては基本的に採用しておらん。

 

今どき、こんな列車はビジネスにおいては少なくとも使い物にならんし、逆に、豪華列車というにしても、無理だな、これじゃ。

強いて言うなら、なんだ、修学旅行用列車として開発された車両ということで見れば、なるほど、つじつまが合わんこともない。

二段ハネをベースにした修学旅行用列車。

これなら、出来んこともないだろう、この時代、むしろ、ね。

ただ、食堂車は無理だ。

 

さらに言うと、2号車(下り列車という仮定でそう表現する)の2階建部分についてだが、これは、1階が食堂、2階がロビーカーという設定。

調理室はどこやねん。

ついでに言うと、食堂従業員も列車乗務員も描かれておらん。

まあ、そこはええけどさ。

さて、労使紛争に明け暮れた国鉄時代だが、修学旅行用列車だけは、組合側も当局側も、必ず運転することにしていたそうな。

あのどぎつい国鉄の各労組が、当局ともに、そこは歩調を合わせておったのよね。

 

サーて、今どきの中学生ぐらいの子らには、ああいう列車は、逆に新鮮だろうね。

ただ、ヌメリーさん(敵キャラね)、列車より、船だとの仰せだが、それは、いろいろな意味で当たっておる。

船なら、鉄道車両以上にスペースが取れるから、いろいろできるのよね。

ベーブルース時代の米大リーグの日本遠征時なんかでも、おそらく、船上でキャッチボールぐらいできたはずよ。

列車じゃ、無理だ。

いくらなんでも。

逆に言うとだな、列車というのは、あれだけの限られたスペースに必要な設備を乗せるかが大事になってくるわけ。

そこを無視した議論は、成立せんのじゃ。

 

まあしかし、今どき、食堂車なんてもうないからね。

列車内で調理して食べ物を出すなんて、今まで逆に、よくやれていたものだと思うよ。

 

さて今日は、キュアパパイアが、時刻表を読む姿を見せてくれよった。

さすが、わしの娘(=隠し子)のみのりんじゃ。

あっぱれじゃ!

親馬鹿じゃ("^ω^)・・・