季節の変わり目に加えて、そんなことまで重なってしまったものでして、先日から咳と痰に苦しめられて、声もまともに出ない始末。

熱がないのが、救い。

そういう状況が続いておりました。

 

 

こちらは、福岡県行橋市議会議員・小坪慎也氏のブログです。

4節分について、詳しく解説してくださっています。

 

まず、新暦をベースにした「季節わけ」というのは、こんな感じはないでしょうか。

 

春 3~5月

夏 6~8月

秋 9~11月

冬 12~2月

 

まあ、気温とか何とか、地域差も本来考慮しなければいけないだろうが、いわゆる「太平洋ベルト地帯」に属する地域であれば、おおむね、こんな感じで季節わけをしていれば、なんとなく納得できるのでは、と。

外気温による肌の感じ方などを考慮すれば、それなりに妥当性があるものだとは思います。

「熱くなるし蒸し暑くなるし雨も降るから、夏だ」

「朝晩涼しくなりだした、秋だ」

「やっぱ寒いわ、冬や」

「なんか、3月といえば年度替わりだし、あったかくなってきた。赤いスイトピーの季節がやってきたな(苦笑)」

最後がなんか誰かの趣味みたいだけど、気にしないでね(苦笑)。

 

さてさて、旧暦(太陰暦)による季節の分け方というのは、どんな感じだったでしょうか?

ってことになりますが、そちらについては、上の小坪氏の記事をどうぞ、ご参考に。

なお、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の4つが、季節わけをする「日」となります。

その日を境に、季節が変わるのです。

ですから、明日2月3日からは(今年が特殊のため)まあ置いとくとしても、2月4日ともなれば、通常、そこからが春というわけです。

 

さて、さて、さて!

私がいた養護施設(現在の児童養護施設)は、1981(昭和56)年の5月下旬に創立当初からあった岡山市北区津島から現在の岡山市中区の丘の上(といえば聞こえはいいが、実態は山の中?)へと全面移転いたしました。

しかしその時点で、ひとつだけ完成の遅れた設備がありました。

 

それが、プールです。とはいえ、幼児用ではありますけどね。

 

さ~て。

そのプールですけど、ただの遊びで作っているわけではないことは、言うまでもありません。

それなら、そこまで大掛かりに「建設」する必要もない。

まして、競技用なんて、とんでもない。

 

もちろん、問題なのはプールの規模ではありません。

あくまでも、それは別の目的をはじめから持った設備であります。

それは、「防火用水」としての機能を持った貯水池。

なんせ今度は、丘の上といえば聞こえはいいが、実態は、「山の中」。

自分のところが出せばいうに及ばず、近場からであったとしても、火事となれば、その影響力は半端ないことに。

そんなときのために、「防火用水」が必要であるというわけです。

 

とはいえ、それではあまりに殺風景なだけではなく、それこそ、幼児がおぼれたりしかねません。

そこで、プールという形をとって、作ったというわけなのです。

~もちろん、幼児用にしたのは、水道代が云々というわけではなく、やっぱり、幼児が迷い込んでもおぼれたりしないようにという配慮であることは、容易に想像できますでしょうが。

 

で、このプールが完成したのが、1981(昭和56)年8月7日。

そして、プール開きが行われたのが、翌8日。

「鬼は外」のイメージのように容易に想像できないかもしれないが、プール完成日は、なんと「節分」ってことになります。

そして「プール開き」の日は、「立秋」というわけですね。

 

で、当時小6の私は、この「プール開き」に、参加させられました。

当日は、小雨がそぼ降って寒かったことを覚えています。

今もって、不愉快な思い出なのですけどね、私には。

何かの罰ゲームだったのかと、今でも、思っているほどです。

これは近々、書籍化の際に収録します。