親父を想ふ
大きな古時計🕰
親父の歌を選ぶとしたら、この歌。
昔の家には、必ずと言っていいほどに柱時計があった。
それは、ねじまきの柱時計であった。
巻かないと止まるから、親父がいつも巻いていたのを思い出す。
やがて時代とともに電池式の柱時計に代わった。
それでも時刻が最初は進み電池がへたってくると
遅れてくる。
また柱時計というのは取り付けが少しでも悪いと止まってしまうので、親父が柱に固定する位置の印をしていた。
今は僕の持ち家になった親父の家に、動かなくなった柱時計が今でもある。
それと親父が退職した時に職場の人からプレゼントされた大きな置き時計もある。勿論動かない。
今では、太陽電池&電波時計になって、止まる心配もいらない時代になったが、止まった柱時計や置時計を見る度に親父を思い出す。
時計に関する親父の思い出は他にもある。
親父はオメガの腕時計をしていた。腕時計を買い替えた時に、俺にそれをプレゼントしてくれた。
親父といえば、やっぱりまさに一家の大黒柱として柱時計のように、ずっと働いてくれたんだよな。
俺の心の中では、親父には、やっぱりこの歌が1番ふさわしい。