歌の失敗といえば、加山雄三のお嫁においでと双璧をなすのが、学生街の喫茶店 ガロです。

北新地よりもはるか昔の、僕がまだとてつもなく若かった頃。
まだ、世の中が会社の飲み会が、アカペラでみんなで歌を歌っていた時代です。一次会の後で、二次会に行こうということになって、同僚の行きつけのスナックについて行きました。
当時は、スナックで歌といえば、エイトトラックのカセットの時代。歌集があって、僕は、ポップスとかニューミュージックとかフォークとかそっちの系統で、演歌は全く歌えません。
ようやく歌えそうな歌を見つけて、リクエストしたまではいいのですが、曲の始まりから終わりまで全く声を発することができなかった。↓

伴奏だけ聞いていただくと、ジャンジャンやってるだけでメロディがないのがわかりますか?このジャンジャンしかしてくれんもんだから、入るタイミングがサッパリです。

最近のカラオケといえば、↓のようにメロディもありますし、今どこ歌わなあかんのか、トレースもしてくれてますから、随分と歌いやすくなりました。もしも、これが昔のようにジャンジャンだけのカラオケでも皆さん歌えるでしょうかね?