当時はバブル崩壊後の就職氷河期。
とにかく厳しかった。
今は超楽勝(失礼?)らしいが・・・、
何年か前の厳しさとはちょっと違った。
狭き門ではあったが、当時は人と違うところを徹底的にアピールできればどうにでもなった。
富士銀行(現みずほ銀行)
商工ファンド(内臓売って金返せ!ってやってた会社)
ペプシコインク日本支社(今はサントリー)
マスターフーズ(現マースジャパン。スニッカーズとかペットフード)
外資系銀行(ドイツ)
外資系銀行(スイス)
伊藤忠商事
外資系銀行(アメリカ)
↑内定を貰った企業で覚えている会社(内定獲得順)
一流大学(と私は思っているが)ではない大学であることを考えれば、この戦績は上出来だったと言えます。
大学の就職課では私の話題で大いに盛り上がったそうです。
もちろん、大勢の後輩学生を前に、偉そうに体験談なんかを語る機会まで与えられました。
とにかく給料が高い
若くても出世できる
これが当時の私の価値観。
結果、価値観が合致したアメリカの銀行に入行。
初任給(基本給)600万円/年
ボーナスなし
高額歩合別途あり
何もできない学生がこれだけ貰うなんて、あり得ない。
しかし、これだけじゃなかった・・・。
山手線の内側にマンション無料で提供
3食付
クリーニング代全額無料
健康保険や失業保険料などなど、すべて会社負担(⇒本当はマズいのでは?)
従い、実質の支給額は初任給にして1000万円超になってました。
しかも高額歩合が別途支給されます。
何も知らない坊やが・・・???
意味わかんねぇ・・・けど気に入った!!!
そして、この後、とんでもない世界が私を待ち受けていたのでした。
(つづく)