私は付加価値という言葉が好きです。
普段結構ケチるんです。
1円を落としたら確実に拾っちゃいます。
タバコ(吸っていた頃)のライターは100円でも買わない。
意地でもどこかで拾うか貰う。
でも、便利なもの、時間を買う、的なものに対しては惜しみなくその対価を支払う傾向がある。
例えば、毎朝乗る特急列車とタクシーの代金。
会社支給の交通費を超過する部分です。
23日×(500円+800円)=ほぼ3万円です。(あれ!?も・・・ったいないかも!?)
私はここにその価値を見出すから支払うに他ならない。
これが馬鹿らしいと考える人は当然にこの対価を支払いたがらない。
そこで、です。
私たちが扱う商品に、皆さんなりの付加価値をつけませんか?
ひとつ例を挙げて分かりやすく説明します。
ロッテのクールミントガムを105円で売る。
これは定価。
需要があれば誰でも売れる。
じゃあ、これを1000円で売れる?
このくらいなら、普通に売れるんです!!
藤原紀香がカミカミした、『ぺっ』するだけの、甘みがなくなったガムはいくら?
プライスレスですね。(笑)
ある人にとってはもちろん、『ゴミ以下』 でも、一般的な人!?(オイッ)には・・・、
これは本格的?な付加価値です。
Aさんは、 『1万円で買って3万円で誰かに売ります。』
Bさんは、 『3万円で買って自分の口の中でくちゃくちゃします。』
Cさんは、 『Bのガムを2万円で下取りし、5万円で誰かにふっかけます。』
私なら、 『藤原紀香と1カミカミ3000円で契約し、最大効用を得られる点で量産したカミカミガムをガンガンさばきます』 が何か?
ここの例では一番安いプレミアムでも9895円ですね。
どう考えても板ガム1枚1万円は高いのです。
でも、紀香さまのエキスが加われば話は別です。
(あくまでセグメントされたマーケットにおいて、ですが・・・)
営業部の皆さん、
どうか、紀香さまレベルでなくて結構ですので・・・。
お客様にとってのプチ紀香様になってください。
思い出してみてください。
突然やってきた、営業パーソンのあなた。
そんなあなたを見て、迷惑そうにするお客様。
何をどう間違ってしまったのか・・・、彼女はあなたの話を聞いてしまった。
あれれ!?
なぜか契約書に判をついてしまった!!
なぜ???
お客様はあなただから話を聞いてくれたのです。
あなただから契約をしてくれたのです。
もっと自分に自信を持ちましょう。
そしてお客様を大切にしましょう。
いつかお客様が言ってくれます。
『あなたから契約することが付加価値だと思いますよ♪』
と。