老舗藤むら「藤むら羊羹」 | 羊羹研究家

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羊羹を口に入れ、

目をつぶって、

思ふこと。


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ついに、藤むらの羊羹を食べました。


漱石の作品にたびたび登場した藤むら。

江戸時代、江戸城への献上物だったという藤むら。

西の駿河屋と並んで、最も歴史あると言われる藤むら。


本郷に通い始めた頃、

「休業中」という看板を見て、

いつ再開するかと楽しみにしながら、

7年経っていました。


電話注文があることを知ったので、

何度か電話して、

ついに通じて注文。

すぐ2日後くらいに到着しました。


味は・・・

普通。

本当に、本当に、普通で、

普通すぎて、なんとも評価がしづらい。


特徴的なのは、

パッケージ。

かなり過剰包装。

でもそれが高級感。


まず箱を開けると、下のような箱が。


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その中にさらに箱。


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ここに食べ方の説明。

「お召上がりの節は

糸を静かに下の方へお引き下さい

箱を開いてご入用の分だけお切りに

なり元通り上箱にお入れになりますと

御保存には便利でございます

(お早くお召上がり下さい)」


で、このような糸がついているので、

これを下に引いて切る。


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その他、箱の中には、

銘菓のしおり的なものが、

二つも入っている。


賞味期限が2週間後くらいで、

羊羹にしては極めて、

早い賞味期限。

なぜかな?

保存料が入っていないとこんなものなのかしら。


小豆 ★★★

水 ★★★

寒天 ★★★

糖分 ★★★

塩 -----

総合 ★★★

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固/柔 ★★★


創業寛永3年

老舗 藤むら

東京都文京区本郷3-34-6

FAX03-3811-3699