巳年生まれの老爺の実体験・・・中学時代~冬眠明けの蛇の大群を踏んだ話
テーマ:感動と恐怖の実体験
今年は巳年・・・明けましておめでとうございます。
巳年にちなみ稀有な実体験を書いていますが、蛇が嫌いな人は
スルーして下さい。
筆者の視力は生れ付き非常に悪かった両眼とも(0,3程度)
中学生に成って旧型の自転車(ペダルブレーキ式)を買って貰った。
それまで自転車に乗った事も無く、安長寺境内で猛練習。
戦後の食料難時代、自転車を使い川や田圃で魚やカニやタニシなど
食べられそうな物を探し回る毎日だった。
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読みたくない人は以下、スルー~~~~。
春日の中、乗りなれた川の土手を帰宅に掛かったら、
勝リ道の土手に誰かが沢山の縄を無造作に捨てていると観えた。
然し、それは冬眠明け蛇の大群だった。
ブレーキは間に合わず、蛇の大群に足を上げて突っ込んだが、
直ぐに蛇の中で転倒ギャッと悲鳴を上げ無我夢中で蛇を踏んで、走って家まで走った。
翌日その場へ戻ったら自転車はその場に残されていた。
この自転車はその後、勤め始めて軽快車に買い替えるまで乗り続けた。
冬眠明けの蛇の大群に遭遇した経験は3回ある。
2回目は甘木公園に流れ込む小さな川の畦道。
今は大平山登山道に整備されている。
3回目は中之島工場の南向き窓の下の畦道で、春日が温かい日。
3回とも数百匹、大小様々な種類の蛇の大群だった。
生涯で1カ所だけ、冬眠する蛇の巣穴を見つけたが、誰にも教えない。
教えたが最後、カメラが入り蛇の巣穴が崩壊する・・・・・・・為だ。