もう一場所、横綱決定を見送るべきだった | よかもん人生のブログ

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新横綱・豊昇龍、休場を届け出…新横綱休場は1986年秋場所の双羽黒以来

 

 大相撲春場所10日目の18日、新横綱の豊昇龍関(25)(立浪部屋)が日本相撲協会に休場を届け出た。

 新横綱の休場は1986年秋場所の双羽黒以来。「右肘関節内遊離体、 頸椎

 

 

けいつい 捻挫で約2週間の加療を要する」との診断書を提出した。

4敗目を喫し、支度部屋で厳しい表情を浮かべる豊昇龍(17日)=河村道浩撮影
4敗目を喫し、支度部屋で厳しい表情を浮かべる豊昇龍(17日)=河村道浩撮影

 豊昇龍関は9日目を終えて5勝4敗。

 初日に小結阿炎関に黒星を喫すると、5日目や8、9日目には平幕力士に相次ぎ敗れた。

 昭和以降の新横綱では、1964年春場所の栃ノ海以来4人目で最多に並ぶ、三つの金星を与えていた。

 

 豊昇龍関は9日目に敗れた後、「立ち合いがしっくりこない。

 今場所は勉強だね」と話していた。

 横綱照ノ富士(現親方)が初場所中に引退、その場所を制した豊昇龍関が昇進したことで番付上の横綱空位は避けられたが、一人横綱の休場により春場所は横綱を欠くことになった。

 

横綱欠員に焦った、横綱審議委員会の責任も重大だ。