この技術、本物なら👇超期待です。
日本の除雪技術が世界を席巻しています。
クロアチアやフィンランドで日本製の除雪機が大活躍する中、日本国内では雪をエネルギーに変える革新的な取り組みが注目されています。
雪が溶ける際の熱を回収して発電する「雪熱エネルギー発電」は、すでに北海道や新潟で実証実験が進行中。
この技術は環境負荷を軽減し、地域エネルギー自立への道を切り開 …
雪国の新たな可能性「積雪発電」とは
Photo by Ibrahim Rifath on Unsplash
積雪発電とは、温度差発電の一種で、雪と熱源の温度差を利用してエンジン(発電機)を駆動し発電する方法のこと。
温度差発電は温度差を得るために高温熱源と低温熱源が必要だ。
本来は低温熱源、つまり熱エネルギーの廃棄場所は大気や海水などが用いられる。
しかし、大気中に放出すると地球温暖化などの問題が生じてしまう。
そこで、積雪発電では発生した熱エネルギーの廃棄場所に雪を活用する。
そうすることで融雪もでき、さらに大気中に熱を逃がすよりも高温熱源と低温熱源の温度差が大きくなり、発電効率が上がるという一挙両得の発電方法だ。(※1)
なお、積雪発電で使われるスターリングエンジンは1800年代に発明され、内燃機関がないことなどから環境負荷が少ない発電として期待されてきた。(※2)
SOCIETY学び
重力発電とは? メリットとデメリット、国内外の取り組み事例を紹介
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