欠かせないのが、御国の為に戦った戦士たちの忠霊の塔だ。
甘木市(現;朝倉市)の丸山公園に建造されていた忠霊の塔は、
規模と言い大理石といい、大刀洗飛行場のお陰か見事過ぎる。
この忠霊の塔前の「奉安殿」は敗戦後解体された由。
誰も近寄らないこの広場の前は小中高を通じ筆者の遊ぶ場だった。
(よく父親と鶯取りに来ていた場所)
中禮の塔の裏には👇
「有志らは生命を捧げたり
勇士らは戦いに打ち勝てり
その御霊微笑みてここに在り
今仰ぐ中禮の塔の前と刻まれていた」。
高校卒業の記念のアルバムに中禮の塔前で数人での写真が有る。
この場所、右奥に植林された松林が何キロも続いていて、
子供時代松林の中にある一本道を気楽な気持ちで歩いて行った。
多分数㌔先に下り坂を見つけ行くと小さな滝があった。
その滝に一人の男性が居て、吃驚した顔で何処から来たと聞かれ、
円山公園の中禮の塔前から来たと言ったら一人でかと驚愕された。
ここが何処ですかと聞いたら・・・火葬場の脇と答えられ気味悪がられたが、生きている子供と判り、葬儀が終わった帰り車に紹介され帰宅。
帰宅して親にも驚愕された・・・戦死した軍隊に護られていた気がする。