フォックスフェイスは熱帯アメリカ原産のナス属の植物です。
ナス属は世界の熱帯から温帯にかけて1700種ほどが分布しています。 フォックスフェイスは春まき一年草として栽培され、秋に実る黄色の果実を観賞します。果実には大小数個の突起があり、その形がキツネの顔に似ていることから「フォックスフェイス」と呼ばれます。
また、小鳥の一種であるカナリアの黄色い羽を連想するためか、「カナリアナス」の名前でも呼ばれます。
普通に育てると、草丈2mと家庭の庭で楽しむには大きめなサイズです。生花店ではちょうどよい大きさに切りそろえられ、切り花として見かけることも多いでしょう。切り花にしたとき、切り口を水につけなくてもしおれにくく、果実だけを切り離して、インテリアとして飾ることもできます。
庭や鉢で栽培するときは、チッ素肥料を控えめに施し、摘心するのがポイント。
紫の花が咲いたあとに緑色の果実が実りますが、全体が黄色く色づくのには時間がかかります。
春のタネまきが遅れた場合、寒くなっても果実が色づかない場合があります。
我が家には初お目見えです。