今朝真夜中にトイレに立ったら突然膝が立たなくなり、四苦八苦・・・
手すりを掴み、柱を掴んでも膝に力が入。
苦闘数分、やっとの事で何とか立てたが尿を漏らした。
墓参りに行く予定で、シャワーか朝風呂に入る予定だった。
妻はタイミングが良すぎ、ご先祖様のお迎えだと笑われた。
それやこれこれやで、墓参りには妻と娘が出かけた。
お盆の時期はいつ?新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の地域と違い
毎年、夏のお盆の時期になると帰省ラッシュが始まります。お盆は、全国各地で先祖の霊を迎え入れ、また送り出すための盆踊りや祭りが開催される時期です。そのため、お盆といえば夏の風物詩、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
夏の風物詩ともいえるお盆ですが、地域によって時期が異なることをご存じでしょうか。お盆は、7月のお盆である新盆(7月盆)、そして8月のお盆である旧盆(8月盆)の2つがあります.
お盆期間の過ごし方
ご先祖様や故人様を迎えて感謝を伝え、供養するためのお盆。この期間中、実際にどんなことをして過ごせばいいかご存知でしょうか。ここでは一般的なお盆の過ごし方や、その由来を紹介します。
①迎え火・送り火をする
お盆には亡くなった方が戻ってこられると言われています。お盆の初日を「迎え盆」と呼びますが、夜道をやって来るご先祖様や大切な方の霊が迷わないよう、玄関先やお墓で「迎え火」を焚くのが慣例です。火の代わりに提灯を使用することもあります。
お盆の最終日である「送り盆」には、迎え火と同様のやり方であの世に戻る御霊をお見送りする「送り火」を行います。ただし地域や信仰する仏教の宗派によって様々なやり方があり、この慣習自体がない場合もありますので、ご家庭に合ったやり方を選びましょう。
②お仏壇に飾り・お供えをする
お迎えしたご先祖様や故人様には、盆提灯や精霊馬などのお盆飾り、果物やお花などをお供えして感謝や供養の気持ちをお伝えします。これらは盆の入りである13日に飾ってもよいですが、1~2週間前から準備して当日をゆったりした気持ちで迎えるのもおすすめです。
お仏壇の周りにはお盆飾りやお供えを置きます。専用の祭壇として「盆棚」「精霊棚」を設け、そこにお盆飾りとお位牌を設置して、ご先祖様に滞在いただく場合もあります。
お盆飾りのうち、ナスやキュウリに割り箸などで足をつけて牛馬に見立てた精霊馬は、ご先祖様を乗せて彼岸の送り迎えをするためのものとして有名ですね。「行きは早く駆ける馬で来て、帰りはゆっくり歩く牛に乗って別れを惜しみながら帰る」という意味があり、キュウリは馬、ナスが牛を表します。
③お墓参りをする
お盆には家族みんなでお墓参りをして、ご先祖様にご挨拶をするのが一般的です。お迎えの意味を込めて入り盆の13日、もしくはお見送りの16日・送り盆が望ましいと言われていますが、14~15日の中盆のタイミングでも構いません。地域によっては、入り盆のお墓参りで迎え火を焚いたり、迎え提灯に火を点けて自宅までご先祖様を案内することもあります。
お参りの際にはお墓の掃除も忘れずに。お盆前に掃除できれば最高ですが、当日でも問題ありません。お墓周りの草むしりや落ち葉掃きのほか、墓石に水を掛けてよく洗い、丁寧に拭き上げましょう。
お盆の法要をお墓で行う場合、喪服やそれに準じる服装を選びます。法要がなければ通常のお墓参りと同様に平服でOKです。掃除や火を使う迎え火がある場合は、そのことを考慮した恰好が良いですね。
お盆期間にお墓参りに行くようになった由来
精霊馬に乗って帰ってくるご先祖様を自宅にお迎えするのがお盆です。それなのに、加えてお墓参りも行うのはなぜでしょうか。理由には諸説あります。
説①:迎え火・送り火はかつてお墓で焚いていた
昔はお墓で迎え火と送り火を行っていました。お墓参りのタイミングに入り盆(13日)と送り盆(16日)が多いのはこのためです。先に書いたとおり、今でも入り盆にお墓で迎え提灯や迎え火・送り火をする地域があります。
説②:日頃からお墓を守っておられる仏様へ感謝を表す
ご先祖様がご自宅に戻っているお盆のあいだ、お墓は留守になっています。この間、お墓を守ってくださっているのは他の仏様。地域によっては「留守参り」と呼んで、敢えてお墓へお参りをします。
説③:お盆期間中もご先祖様の一部はお墓に残るという考え方がある
中国から日本に伝わった思想に、人は生きているあいだ「魂(精神)」「魄(肉体)」とが融合しており、死後にはこれが分離して「魂」は天に、「魄」は地上に行くという考え方があります。これを「魂魄(こんぱく)思想」と呼びますが、地上の「魄」を祀るために造られたのがお墓だとされます。
お盆になると、天へ行った「魂」はお墓に眠る「魄」の下まで帰ってきます。この「魂」をお墓から自宅へ迎えるためのものが「迎え火」。要するに、お盆に家に帰ってきたのは「魂」だけで、「魄」は依然お墓に残っているというわけです。この「魄」も供養するためにお墓参りが必要になるのです。
日本のお盆は、中国から伝わった儒教や道教の伝承や死生観に、仏教や日本古来の信仰が交じり合ってできたものです。由来も諸説あるほか、その地域ごとの違いが色濃く、絶対的な正解もありません。結婚などで家族が増えた際は、それぞれのご家庭のやり方を学びつつ、互いに相談・すり合わせてお盆を迎えると良いでしょう。
お盆期間にお墓参りに行けない時の対処法
休みが取れなかったり、お墓が遠方にあるといった理由で、お盆期間中にお墓参りができないこともありますよね。
その際は、簡単でもよいので期間中にお仏壇を掃除し、お位牌に手を合わせて感謝の気持ちを伝えつつ、無理のないタイミングで後からお墓参りをしておきましょう。本来、お参りとはいつ行っても良いもの。何より大切なのは、ご先祖様や故人様をねぎらう気持ちを忘れないことと、大切な方の眠るお墓を荒れた状態にしておかないことです。
④お盆の手土産やお供え物を贈る
お盆を行う帰省先のご家庭には、お線香やろうそくといったお仏壇まわりの消耗品や、ご先祖様が喜ぶお菓子・果物・お花などのお供え物を贈りましょう。手土産として持参が一般的ですが、やむを得ず宅配便で送る場合は、13日からの入り盆に間に合うよう余裕をもって手配しましょう。
⑤お墓の見直しやお墓じまいについて話し合う
お盆は、普段は集まる機会のない家族や親族が揃う貴重な機会です。少子化やライフスタイルの変化が顕著な昨今。代替わりの際に混乱しないよう、今あるお墓の処分(墓じまい)や今後の供養のやり方を相談したり、リフォームや建て替えに際してお仏壇の修理や買い替えについて話し合っておくのもおすすめです。
地域による行事や風習の違い
日本各地でお盆に行われる先祖の迎え入れ・送り出しの行事や風習は、地域によって異なります。東京を中心とする新盆の地域では7月15日を中心とし、7月中に花火大会や縁日など、さまざまな祭りが開催されます。新盆の地域では7月がお盆時期のため、七夕祭とお盆の行事が一緒に行われることもあるようです。
一方、旧盆の地域では、特に京都のお盆行事が有名です。8月15日を中心に、8月7日の先祖の迎え入れに始まり、8月16日の送り出しまでにさまざまな歴史ある行事が行われます。お盆最終日である8月16日に行われる「五山の送り火(大文字焼き)」は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。五山の送り火は京都における先祖の送り出し行事として、お盆の風物詩となっています。
そもそもお盆の意味や由来とは?
そもそもお盆とはどのようにして生まれ、現在の形になったのでしょう。ここでは、お盆の意味や由来を簡単に紹介します。
お盆の名前の由来
お盆とは、仏教における「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、または「盂蘭盆(うらぼん)」を略した言葉とされています。
「盂蘭盆会」とは、お釈迦様の弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)が自分の母親が餓鬼道に落ちたことを知り、その霊を供養したことに由来する行事・御霊祭です。「うらぼん」は「逆さ吊りの苦しみ」を意味するサンスクリット語「ウラバンナ」が語源で、お釈迦様の教えに従って多くの僧に食事や飲み物を施し、その功徳によって地獄の苦しみから母を救ったと伝えられています。
故郷甘木の流れ灌頂
2024年8月24日(土)、福岡県朝倉市甘木にある小石原川甘木橋下流で「甘木川花火大会 流灌頂法要会」が開催されます。
昭和22年から日清・日露戦争をはじめ、第2次世界大戦などで亡くなられた人々並びに、祖先の御霊を慰めるため、施餓鬼供養を催し、家内安全を祈願するため流灌頂(ながれかんじょう)法要会が行われています。
現在では、慰霊供養のほか、家内安全・悪疫退散・五穀豊穣・諸縁吉祥などを祈願する伝統行事として、甘木の夏の風物詩として広く知られています。
例年、約4,000発の大小の花火と200mに所狭しと仕掛けられる花火は夜空を色鮮やかに照らし、一段と美しく川面に映ります。