未曽有の大災害は何時来るのだ・・・誰にも断言できぬ | よかもん人生のブログ

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天国の父は関東大震災の時、東京の大学で学生だった。

 

その時の状況をつぶさに書き残している。

 

寄宿していた兄の家を歩いて帰る道々、憲兵や警官に止められ

 

尋問された事・・・その度に兄の名前を聞かれ答えたら、

 

憲兵も警官も直立不動と成り、敬礼で見送ったと。

 

「巨大地震」がやってくる日…多くの人に決定的に足りない「最悪すぎる事態」の想定

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現代ビジネス

〔PHOTO〕iStock

 2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。

 

【写真】日本人が青ざめる…突然命を奪う大災害「最悪すぎるシミュレーション」 

 

 しかしながら、これから起きうる大きな自然災害(首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山噴火)について本当の意味で防災意識を持っている人はどれほどいるだろうか。

  もはや誰もが大地震から逃れられない時代、発売たちまち9刷の話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」が描かれ、また、防災に必要なデータ・対策が1冊にまとまっている。

南海トラフ巨大地震、そして富士山噴火…

 政府の地震調査委員会が2022年1月、南海トラフで今後40年以内にM8~9級の巨大地震が発生する確率を引き上げたことをご存知だろうか。

  「そのとき」、一体何が起こるのか?   〈内閣府の「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書」(2014年3月)によれば、宝永地震のような南海トラフの大規模地震が発生した後には周辺の地殻に加わる力に大きな変化をもたらす。

  発生後に地震や火山活動が活発になる場所が現れ、宝永地震発生の翌日早朝にはM6.5程度の地震が富士山の東麓で発生。

 そして、49日後には富士山の噴火活動が始まる。

  大量の火山灰が飛来し、地震による被害が少なかった関東平野でもダメージが生じた。

 この「宝永大噴火」は2週間も断続的に続き、江戸にまで火山灰は降り積もっている。

  報告書は「少なくとも宝永地震のような非常に大規模な地震の発生後数ヶ月間は、誘発される別の地震や噴火、土砂崩れなどの災害にも注意が必要である」と指摘している。〉(『首都防衛』より)  かつて一度起きた「巨大地震と富士山噴火」は何を意味するのか。 

 それは、大地震と富士山噴火が連動するという恐怖だ。

「大連動」に備えよ

 2023年9月、関東大震災から100年を迎える。

  国や自治体は大災害への備えに向けた検討を重ねているが、複数の巨大災害が襲ってくる事態について一人ひとりが「最悪の想定」をしておきたいところだ。

  〈国や自治体は、それぞれの大地震や富士山噴火といった被害想定・避難計画の検討を重ねる。

  だが、はたして一つひとつは「単体」として起きるだけなのか。

  富士山の噴火は、南海トラフ巨大地震との連動が指摘される。そして、南海トラフ巨大地震の前後には首都直下地震が発生し得ると警鐘を鳴らす専門家にも私は出会ってきた。

  とはいえ、それらを総合的に想定したものは我が国には存在していない。  危機管理の要諦が「最悪の事態を想定する」ことにあるならば、首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山の噴火という3つの巨大災害がほぼ同時に発生する事態も考慮しておかなければならないだろう。

  少し怖く聞こえるかもしれない。だが、これらは決して絵空事とは言えないのだ。実際、我が国には3つが「大連動」した歴史があることは理解しておく必要がある。〉(『首都防衛』より)  首都直下地震が起きたら何人が犠牲になるのか、朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか、なぜ「足立区」が一番危ないのか……多数のデータと専門家の知見を収めた『首都防衛』なども参考に「そのとき」に備えたい。

  つづく「『まさか死んでないよな…』ある日突然、日本人を襲う大災害『最悪のシミュレーション』」では、日本でかなりの確率で起こり得る「恐怖の大連動」の全容を具体的なケース・シミュレーションで描き出している。

現代新書編集部