静岡・川勝知事、一転「職業差別」発言を撤回…「なりわいの違いを説明したかった」

職業差別とも受け取れる発言を批判され、辞意を表明した川勝平太・静岡県知事(75)は5日夜、県庁で記者団の取材に応じ、「職業差別ととらえられかねないところは削除して撤回する。
なりわいの違いを説明したかった」と述べ、一連の発言を撤回した。
正式に辞意を表明した3日の記者会見で謝罪はしていたが、発言自体は「言葉が不足していたことは反省している」とし、撤回はしていなかった。
知事は1日の新入職員向けの訓示で、「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。
毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」などと発言していた。