アルツハイマー病 克服に挑む
初回放送日: 2024年3月13日
認知症の6割以上を占めるアルツハイマー病。
克服に向けて研究者たちが注目したのは家族性アルツハイマー病の遺伝子だ。
発生の仕組みの解明や薬の開発などに役立てている。
家族性アルツハイマー病は発症遺伝子によって起こる病。
患者全体の1%ほどだが、特定の年齢になると発症する。
その遺伝子がある人々の協力を得て、現在様々な研究成果が出ている。
スウェーデンで見つかった発症遺伝子の研究結果は、去年承認された日本のアルツハイマー病治療薬に活用された。
さらにはアルツハイマー病の発症を防ぐ遺伝子も見つかっている。
仕組みを解き明かせば画期的な薬の開発につながるという。
町内や親戚で、アルツハイマー病と成り発症~死亡した実例を
5例、実体験している。
そのうち2例は、発症から入院~死亡~葬儀まで主導した。
発症当時は、
本人も何かおかしいと気づいたようで良く相談された。
あるレストランでは姿見の大きな鏡の中へ歩いて行こうとした
1日の内にも暈ける時間帯と正常な時間帯が混在し、
其の内に、家の中に知らない女が(妻)いると騒ぎだした。
奥さんと相談し入院させたら、アルツハイマーと診断。
4~5年で死亡~~その後、奥さんも同じ症状が出て、
介護施設へ入所後~症状が悪化し病院へ転院。
10年近い介護人生を妻が親身になり世話をした。
もっと早く新薬が出ていれば、も少し長く生きられたものを。