恐竜滅亡後の地球で「超巨大化」した新生代爬虫類…その「衝撃的な容姿」を公開しよう👆クリック。
そんな中で筆者の興味を引いたのが超巨大な蛇(龍)です。
果たしては如何に❕❓。
暁新世に巨大化を遂げたヘビ
中生代に登場したヘビ類で、象徴的な存在が「ティタノボア(Titanoboa)」だ。
ティタノボアの化石はコロンビアから発見され、2009年、トロント大学(カナダ)のジェイソン・J・ヘッドたちによって命名されている。化石は部分的なものではあったが、その名が示すようにボア類と特定された。
驚くべきは、そのサイズだ。ヘッドたちは、2009年のこの論文で、ティタノボアの全長を約13メートル、体重を1135キログラムと見積もった。
現在の地球で「大きなヘビ」として知られるアミメニシキヘビ(Malayopython reticulatus)やオオアナコンダ(Eunectes murinus)を上回る巨体である。知られている限り最大のヘビ類といえる。
【イラスト】ティタノボアの復元画© 現代ビジネス
さらに、その後、ヘッドたちは新たな標本を得たとして、2013年に開催されたアメリカの古脊椎動物学会で、推定全長を14.3メートルに上方修正している。
ただし、現時点では、この修正されたサイズは学術論文になっていないので、「参考値」といったところか。
もっとも、修正される前の値であっても、さすがに「大きすぎる」感があるため、いずれにしろ新情報待ちといえるかもしれない。
なにしろ、これほど大きければ体内に熱はこもるし、一方で、外温性であるからには、この巨体を動かすためにはそれなりの気温が必要となる。このあたりについて、検証が待たれるところだ。
果たして真相は如何に❕❓