習近平も~~巨星落つと成るのか❕❔ | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

 

中国で李尚福国防相解任の異常事態 いまだ動静不明、解任理由は明らかにされず「習体制の揺らぎが現れている」

配信

 

 

夕刊フジ

中国の習近平国家主席

中国の全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は24日、2カ月近く動静不明だった李尚福国防相の解任を決めた。

 国営通信新華社が伝えた。汚職疑惑が取り沙汰されていたが、解任理由は明らかにされなかった。

 後任の国防相も発表されていない。

 3期目の習近平指導部では、7月に秦剛外相が解任され、外交・安全保障の主要閣僚が姿を消す異常事態が続く。

 何が起きているのか。 「状況を把握していない」 中国外務省報道官はこれまで、李氏の動静について、こう言い続けてきた。

  全人代常務委員会は、李氏が兼務する国務委員(副首相級)と中央軍事委員会委員としての役職も解任した。

 李氏は8月29日に北京で開かれた中国アフリカ平和安全フォーラムを最後に動静が途絶えていた。

  李氏は、兵器や装備品の開発・管理を取り仕切る軍装備発展部長を経て、昨年10月に党中央軍事委員会委員に、今年3月に国防相に就任した。習近平国家主席の信任も厚く、出世街道を走っていた。

  中国軍では、核ミサイル部隊を管轄するロケット軍で汚職疑惑が取り沙汰され、李氏も当局の調査を受けているとの観測がある。

 7月末には、ロケット軍の司令官と政治委員が同時に交代する異例の人事が発表されている。 習指導部では、主要閣僚の動静不明や解任が続いている。 

 「戦狼外交官」として注目された秦氏も、6月に動静不明となり、7月に外相を解任された。

 女性ジャーナリストとの不倫疑惑もささやかれた。

  一連の解任劇をどう見るのか。 中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「ロケット軍で手の付けられない腐敗が進んでいるようだ。

 習指導部は軍を抑えきれていないように見える。今回の李氏解任は、命令の行き届かない軍の緩んだ体制を引き締める意図だったのではないか。

 習指導部は対米外交も融和路線にかじを切るなど、方向性が一貫していない。人心を掌握できておらず、習体制の揺らぎが現れていると見ている」と語った。