命は一つ。巨大地震で尽きようと戦争で尽きようと、それが寿命だ | よかもん人生のブログ

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人類を脅かす「メガ天変地異」が起きるかもしれない…その震源地は「アメリカ」と「鹿児島」にあった

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---------- 地震が発生するのはプレートという固い岩板が移動するからである。 では、そのプレートを動かしているものとは何なのだろうか? そして、その動きに周期はあるのだろうか? 地球表面を覆う十数枚のプレートが移動することで、かつて地球上にあったひとつの超大陸は、五つに分裂したと言われている。そして、このような大地の変動によって生じたひずみから起きる巨大な振動が地震だ。 ここでは『天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで』を片手に、地球の地下2900kmまで潜り込み、プレートの動くしくみを見てみよう。 ---------- 【漫画】「南海トラフ巨大地震」発生時、「名古屋港」にいたら…そのとき目にする惨状  

(本稿は藤岡換太郎『天変地異の地球学――巨大地震、異常気象から大量絶滅まで』を一部再編集の上、紹介しています)

プレートが動けば地震が起きる

海溝型地震の2つのタイプ。 上:チリ型 若くて温かく、軽いプレートが浅い角度で沈み込む。 下:マリアナ型 古くて冷たく、重いプレートが深い角度で沈み込む

 固体地球に起因する災害の第一は地震です。地震には海で起こる地震と陸で起こる地震がありますが、ここではおもに海で起こる地震について述べます。これは地球の表層を覆っている100kmほどの厚さのプレートと呼ばれる岩板の部分で起こります。  10枚程度あるプレートどうしのせめぎあいによって発生するのです。  まず、プレートが離れていく海嶺[かいれい]では、地面が両側へと押し広げられて割れ目(リフト)が形成されるときに地震が起こります。プレートがすれ違うトランスフォーム断層または断裂帯と呼ばれるところでは、2つのプレートが行き違う(すれ違う)ために、横ずれの断層が地震を起こします。  これらの地震はいずれも地殻ないしは上部マントルで起こるため、比較的浅い(地下60kmくらいまでの)地震です。  一方、プレートがぶつかる境界、日本海溝やマリアナ海溝のような沈み込み帯では、2つのプレートが沈み込んだり、跳ね上がったりするときに地震が起こります。このような地震を海溝型地震といいます。  海溝型地震は沈み込むプレートの「年齢」によって、チリ型とマリアナ型の2つのタイプに分かれます。片方が沈み込むときに沈み込まれる側も一緒にひきずり込まれますが、これがもとに戻ろうとするときに大きな地震になります。この地震は一般的には震源が深い深発地震になり、しばしば大きな被害をもたらします。  しかし、670km以深ではプレートは潜り込めないために横たわっていきます。  なお、これら海で起こる地震とはタイプが異なる陸で起こる地震は、内陸部にある活断層や岩盤などで発生する地震です。震源が浅いことが多く、その場合は兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)や新潟県中越地震のような、大きな被害をもたらします。  ただし海溝型地震と比べて規模は小さく、被害を及ぼす範囲は20~30km程度にとどまります。  沈み込み帯は、日本列島の近くでは千島海溝、日本海溝、南海トラフ、琉球海溝と日本海東縁(日本海側は日本にとっては西になりますが、なぜか日本海から見て東縁と呼んでいます)があります。伊豆・小笠原海溝では巨大地震は少ないようです。

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素人には詳しい事など判らん…運命に従うだけだ。