プーチン大統領に戦争犯罪の疑いで逮捕状のICC検察官、ロシアが報復で指名手配
ロシア内務省は、ロシアのウクライナ侵略を巡ってプーチン露大統領らに戦争犯罪の疑いで逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のカリム・カーン主任検察官を指名手配した。
プーチン政権はICCに激しく反発しており、報復の一環とみられる。

内務省はカーン氏を指名手配対象者のデータベースに掲載した。独立系ニュースサイト「メディアゾーナ」は19日、プーチン氏に対する逮捕状の発出に関わったとされる日本の赤根智子氏らICCの裁判官3人の氏名をデータベースで確認できなかったと報じた。
露連邦捜査委員会は3月、カーン氏とICC裁判官3人に対する捜査を始めると発表した。
ロシアでは4月末、ICCの逮捕状執行に協力した場合、刑事罰を科す法律が発効している。
プーチンよ何処へ行く