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「もし台湾有事が起きたらロシアが参戦してくる」…最新の「中国・ロシア海軍共同軍事行動」から分かる《中露軍の一体化》の恐ろしさ

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現代ビジネス

ロシア海軍総司令官が北京を訪問

統合幕僚監部 報道発表資料(7/4)より

 中国国防省は、7月3日、「北京を訪問しているロシア海軍のニコライ・エフメノフ総司令官が中国の李尚福国務委員兼国防相と会談した」と発表した。 【マンガ】外国人ドライバーが岡山県の道路で「日本やばい」と驚愕したワケ  この中で、李国防相は、今年3月に習近平国家主席がロシアを公式訪問したことに触れ、「両首脳が共同で中露関係の発展とさまざまな分野で協力するための青写真を描いた」として、「両首脳の戦略的指導の下、両軍間の交流と協力は着実に発展してきた。 双方の努力により両軍の関係は深まり、強固となり続け、絶えず新たな進歩を遂げ、新しいレベルに到達するものと信じる」、と述べた。  これに対して、ロシア海軍のエフメノフ総司令官は、「両国の海軍のすべてのレベルで交流を拡大し続け、共同海上演習や共同パトロールなど、重要な演習と訓練活動を共同で組織し、両国と両軍の関係を絶えず新たな高みに押し上げていきたい」、と応じた。  6月9日の拙稿『「実態は老朽化した小型艦ばかり」の《自称・大規模演習中》のロシア太平洋艦隊…しかし逆に強化される「中・露合同軍の脅威」に注視が必要な理由』でも触れたように、最近の中・露海軍は、共同演習や海軍艦艇による共同パトロールだけではなく、中・露空軍による戦略爆撃機の共同パトロールに際しても中国海軍の戦闘艦艇が洋上から支援活動を実施するなど、その戦術的対応が深化してきている。  これは、本年1月17日の拙稿『ロシアはなぜ、ウクライナで軍備がひっ迫しているのに東シナ海での中露共同演習に艦隊を派遣したのか? 』で述べたとおり、ロシアによるウクライナ侵攻で緒戦において失敗を重ね、この戦いにロシア全軍から応援が必要となったことから極東方面の防衛が手薄となり、次第に中国を頼り始めたことがきっかけとなって、中・露海軍の連携が特に顕著になってきたことによる。  そして、現在もこの関係を象徴するような中・露海軍艦艇の動向が顕在化している。

ロシア海軍は「台湾有事を座視しない」…?

統合幕僚監部 報道発表資料(7/4)より

 防衛省統合幕僚監部の発表によると、5月12日に対馬海峡を南西進して東シナ海へ進出したロシア海軍(太平洋艦隊所属)のステレグシチー級フリゲート2隻「ソヴェルシェンヌイ:FF-333,グロームキー:FF-335/2,200トン級」が、尖閣諸島西方から与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を南下して台湾東方の太平洋海域で1ヵ月以上にわたって活動した。  その後、6月27日から29日にかけて宮古島から西表島南方の海域で活動し、6月30日には沖縄本島と宮古島との間の海域を北進して、7月1日から3日にかけて宮古島の北東約80kmの海域において錨泊。4日には、久場島(沖縄県)と大正島(沖縄県)との間の接続水域を航行して東シナ海を北上した。  これは、台湾周辺やわが国の南西諸島、そして尖閣諸島周辺に及ぶ海域でのロシアによるプレゼンスを示威している行動と見られるが、特に台湾周辺での執拗な活動は、ロシアが台湾情勢を座視しないことを示す意思表示と受け止められる。  しかし、このロシア海軍のフリゲート2隻による示威行動自体は、直接わが国や台湾にとってさほどの脅威となるものでもなく、プレゼンスとしてはいささか弱いものである。問題は、この行動がどうやら中国海軍との連携のもとに行われている可能性があるということである。  後編記事『台湾有事でロシア太平洋艦隊は「中国の陽動作戦」を行う? …最新の「中露共同軍事行動」から浮かび上がる「《その時》の両海軍の動き方」』につづく。

鈴木 衛士(元航空自衛隊情報幹部)

 

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(1128) 「ロシアを許せばウクライナの次は台湾」“台湾有事”に危機感を抱く台湾の人々の思いとは【報道特集】 - YouTube 7月9日21時に👆動画公開だそうです。