【ウクライナ】反転攻勢は前進、激戦続くも-ウクライナ国防次官
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(ブルームバーグ): ウクライナ軍は14日、新たな武器供与に支えられ、反転攻勢が「部分的成功」を収めたと報告した。前日にはロシアのプーチン大統領がウクライナで戦うロシア軍には十分な最新兵器が不足していると認めていた。
ウクライナのマリャル国防次官はソーシャルメディアのテレグラムで、「われわれの部隊は極めて激しい戦闘と、軍用機・重火器で敵が優位に立つ状況の中、活動している」とコメントした。その上で、ロシアが占領しているバフムト近郊やザポリージャ州南部の一部地域でウクライナ軍は前進していると明らかにした。
アフリカ諸国首脳の平和使節団がウクライナでの戦闘中止を働き掛けるため、近くロシアを訪問してプーチン大統領と会談する見通し。
ロシアはマネーロンダリング(資金洗浄)対策の新たな金融規制を回避するため、ロビー活動を強化している。この規制が適用されれば、同国はウクライナ侵攻後の経済的な孤立がいっそう深まる恐れがある。