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「世界一の技術力とシェア8割」もし中国のドローンなら「陸自ヘリ撃墜」は朝メシ前?…日本の国境を脅かす「中国のドローン大国化」がヤバすぎる

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現代ビジネス

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 SF映画『スター・ウォーズ』に登場する近未来の戦闘が現実のものとなりつつある。中国のドローン兵器は自軍の血を流さず、どこまでも合理的に敵軍を殲滅することができる。その実態に迫る。 【写真】ドローン母艦、マッハ7、電磁シールドまで…中国のヤバすぎる軍事ドローン

中国がドローン大国に

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 4月6日、沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが突如、消息を絶ち、19日までに機体の一部と6人の隊員の遺体が海底から引き揚げられた。墜落した原因は今も調査中だ。

 近年、沖縄沿岸、そしてその上空に中国の不審船や航空機が侵入を繰り返し、事故当日も中国軍の情報収集艦が沖縄本島と宮古島間を通過していた。

 そのため、事故発生当初に関与を疑った人は少なからずいるだろう。  防衛省は「攻撃の痕跡はない」とその可能性を否定した。

 実際、今回の事故に中国軍は関与していないと見られる。

  ただ、中国軍にとって、現実に海上を飛行する自衛隊のヘリを撃墜することは赤子の手をひねるようなものだ。

 それを可能にするのが、当局が急速に開発を進める最新ドローン兵器である。

 

  中国は今や「ドローン大国」として君臨し、その開発力は日に日に進化している。

ドローン兵器が軍の主力に

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 「現時点で中国が持つドローン兵器の技術は世界一であると考えてもいいでしょう。

 武器の国際見本市を見ると、中国のドローン技術は『すべて』を持っているからです。

 同じくドローン大国であるトルコ、イスラエル、そして対立する米国の技術すらもコピーしているのです」(ドローン兵器に精通するフォトジャーナリストの柿谷哲也氏)  中国はDJIなど巨大ドローン企業を有し、世界シェアは'22年時点で、約8割を占める。

 習近平国家主席は「軍民一体」となり、ドローンの軍事利用を進めてきた。 

 「中国には米軍に対抗する際、通常の兵器や人員を増強するだけでは太刀打ちできないという認識があった。

 そこで習近平は'20年に『ドローンを軍の中心戦力に据える』という方針を示し、開発を進めてきました」(安全保障に関する先端技術を専門とする慶應義塾大学総合政策学部教授の古谷知之氏)  習近平の言葉は荒唐無稽な夢想ではなかった。

 '23年2月、中国航空力学研究開発センターが、AIが操縦する無人機と有人機を実戦形式で戦闘させたところ、前者が勝利した。決着はわずか90秒でついたという。

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