善かれ悪しかれ、町内行事での口出しが多かった事から、
煙たがられた存在だった。
お地蔵様前で巨大な数珠を回す、百万辺では
般若心経を独り読経供養された。
筆者はそのつど『延命十句観音経』を口には出さず唱えていた。
この経は、筆者が5歳の時、姉が死に父の読経を耳学問で覚えた経。
生涯の守り経と成った。
町内で弔いが出ると、この長老が町内中に回覧してくれた。
この町内はこの人がおそらく男性での最長老。
トランスからの電磁波の所為か、今はやりのコロナの所為か、
癌に罹患する人が多い町内です。
長老の死因は聞いていないが、御冥福をお祈りいたします。