ロシア高官 ヘルソン州で撤退示唆
[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナ南部ヘルソン州を実効支配するロシア当局者は3日、ロシア軍がドニエプル川西岸から撤退する可能性が高いと述べた。実際に撤退が行われればロシアにとっては大きな後退で、侵攻の転換点になる。
「プーチンの雇い兵」のヘリもやられた…ウクライナ軍の携帯式対空ミサイル1発で墜落 朝鮮日報
「プーチンの人殺し雇い兵」と呼ばれるロシアの民間軍事会社「ワグネル(Wagner)グループ」のヘリコプター1機が、ウクライナ軍の携帯式対空ミサイル(MANPADS)1発で粉々にされる様子を捉えた動画が公開された。
【動画】「プーチンの人殺し雇い兵」ワグネルのヘリ、携帯式対空ミサイル1発で墜落
ウクライナ軍の第54機械化歩兵旅団は10月31日(現地時間)、ドネツク州バフムトのある村落の上空で、ロシア側のヘリ1機を撃墜することに成功した。このヘリはワグネルが所有するMi8ヘリといわれ、機内にはロシア軍の将校が乗っていたいう。「24TV」などウクライナのメディアが1日に伝えた。
ルハンスク州のセルヒ・ハイダイ知事もフェイスブックで「わが軍がルハンスクとドネツク地域の行政境界上でロシアのヘリを撃墜した」とし「ロシアのヘリはウクライナに死をもたらすために離陸したが、われわれの兵士たちは空をしっかりとコントロールしている」と伝えた。
ウクライナ国防省のツイッターでも、撃墜の瞬間を捉えた動画が公開された。MANPADSと推定されるウクライナ軍のミサイルが、低空飛行していたロシア軍のヘリに命中する様子が収められている。
攻撃されたヘリは火炎に包まれながらバランスを失って飛び、最後は野原に墜落した。さらに、機体が粉々になった状態で黒い煙と真っ赤な炎が噴き上がる場面も出てきた。
ウクライナがMANPADS1発でロシア軍の主力ヘリを撃墜する場面が捉えられたのは、今回が初めてではない。先にウクライナ国防省は今年3月と9月にも、ロシア軍の攻撃ヘリや戦闘機を撃墜する動画を公開した。当時、「空飛ぶ戦車」と呼ばれる主力攻撃ヘリMi24「ハインド」を落としており、このとき使われた武器は米国の代表的なMANPADSの「スティンガー」だった。 ムン・ジヨン記者