4歳児から見た戦後の田舎町の激動Ⅱ風俗 | よかもん人生のブログ

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進駐軍の登場で、町を歩く女たちの風俗が変わった。

 

大人になって分かった事だが、生きて行く為に、敵に縋りつく女が居た。

 

パンパンと蔑まれていたが、子供目線では生き生きと見えた。

 

竹馬の友だった友人の姉もその一人だったが、

 

暫くして、バッカスと言うバーを開いた。

 

戦後まもなく、盆を過ぎていたのだが、盆祭りが行われたようだった。

 

打ち沈んだ気分を一新する為だったのだろう・・・賑やかだった。

 

翌年の夏ごろ、町内総出でバスを借り切って博多まで海水浴へ行った。

 

町内は裕福な町で、町内融和が大切と、満場一致で決まったようだ。

 

しかし我が身に起こった事は、引き波に浚われ危うく溺れ死ぬ所、

 

腰の深さの所で監視していた大人に救助された。

 

水で溺れ助かった経験は、小学生低学年の頃、甘木川の堰の渦に

巻き込まれ、諦めかけていたが、浅瀬に流れ着き命拾いした2回だけだ

 

とっておきの恐怖体験は次回をお楽しみに。