ロシア国民は戦争継続と言うプーチンの呪縛を跳ね返せるのか❕❓ | よかもん人生のブログ

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世界一の核兵器保有数を背景に、強大な戦力を誇った露西亜だが、

 

ウクライナ侵攻での勝敗は混沌としている。

 

ウクライナ軍に、西欧諸国が軍事援助し、ロシア軍は苦戦状態。

 

プーチン大統領は休戦に動くのか? ロシアで広がる厭戦ムード、「戦争ウンザリ」4割も

 

ロシアが軍事侵攻を始めてから100日余り。

 ロシア軍はウクライナ東部の制圧に攻勢を強めているが、目立った戦果は挙げていない。落としどころを見いだせないプーチン政権は、国内世論に敏感になっている。

 ロシアの独立系ニュースサイト「メドゥーザ」(3日付)によると、プーチン政権は侵攻開始から「100日目」の節目を前に、国営や政権寄りのメディアに対し、「100日目」に触れないよう“箝口令”を敷いていたという。

 

 その理由は、国民に示しのつく結果を出せていないからだ。プーチン政権内部の関係者はメドゥーザの取材に、「戦争に関する日付を強調することは、ロシア国民に侵略の目的や成否を考えさせることになる」と指摘。「節目までに示せる戦果は、ほとんど何もない」などと明かした。筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)がこう言う。

 

 「『ロシアン・フィールド』というロシアの調査会社が先月下旬に実施した世論調査によると、ロシア国民の39%が戦争関連のニュースにウンザリしているといいます。戦果を挙げようが、挙げまいが、国民の間で厭戦ムードが高まっているのです。

 だから、節目に触れられたくなかったのでしょう。

政敵やテロリストなどの反対勢力を潰してのし上がってきたプーチン大統領も、国民の間に広がるニヒリズムは御しづらいはずです」

実際、ロシアの国営テレビでも異変が生じている。

 政権寄りのコメンテーターですら「同志たちよ、冷静になって欲しい。次に来るのは第3次世界大戦であり、核戦争だ。

 これが普通なのか? これが世論に支持されるのか? みんな心配している」などと訴えているという。

ウクライナへの出征拒否続出の異常事態

さらに、プーチン直属の治安組織「国家親衛隊」ではウクライナへの出征拒否が続出。隊員115人が除隊処分を下された。ロシア全体が、大義なき「プーチンの戦争」にウンザリしている様子がうかがえるのだ。

 プーチン大統領としては、これ以上の厭戦ムードの高まりは避けたいはず。

 検討中と伝えられるトルコ訪問で、停戦に動くのか。

 「実現すれば、軍事侵攻開始後、初めてとなる外国訪問です。移動中の身の危険などを踏まえると、わざわざ出張っていく意味は停戦交渉をする以外に考えにくい。

 ウクライナのゼレンスキー大統領との電撃会談の可能性も捨てきれません。ひとまず休戦するつもりではないか」(中村逸郎氏)

戦争を続けるかどうかは、プーチン大統領次第。一刻も早く、「撃ち方やめ」にならないものか。

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プーチン大統領は重大な決断をして、停戦交渉に臨まねばならない・・・勝とうが負けようが戦後の賠償でロシアは疲弊する。