呆けたと認識されているロシアのプーチンは負けを認めない。
米国のバイデン大統領もプーチンとドッコイドッコイの惚けぶり。
下手な考え休みに似たりで、筆者などの考慮は無用・・・
下の記事が大いに役立つ👇。
壁に突き当たる対露制裁 米で「二次的制裁」強硬論も
【ワシントン=塩原永久】ウクライナ侵攻をめぐり、ロシアに欧米が科した経済・金融制裁が、壁に突き当たっている。
発動から1カ月が過ぎたが、一時急落したロシア通貨ルーブルは回復し、金融機関も破綻を回避。
ロシアは当初の難局をしのいだ形だ。
米国では制裁強化を急ぐべきだとの声が強まっており、世界的なロシア産原油・ガスの取引遮断などの「強硬策」も取り沙汰されている。
日米欧は、2月24日のロシア侵攻から数日で、ロシア中央銀行の資産凍結や、国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの一部銀行の排除を決めた。
ルーブルは暴落して、一時1ドル=150ルーブル前後をつけ、通貨の価値は制裁前の半分に下落した。ロシア中銀が政策金利を従来の2倍超となる20%に引き上げるなど、防戦に追われた。
ただ、足元のルーブル相場は盛り返し、1ドル=80ルーブル台とおおむね侵攻前の水準まで戻した。ロシアは相次ぎ期限を迎えたドル建て国債の利払いも行い、市場で懸念されたデフォルト(債務不履行)も逃れている。
そのため、制裁に詳しい欧米の専門家の間で、これまでの効果は「不十分だ」との見解が強まっている。
米シンクタンク、大西洋評議会のチャールズ・リッチフィールド氏は、「ロシアがうまく対応し、金融を安定させた」と指摘。大幅利上げや、ルーブル相場を支える資本規制の導入が奏功したほか、エネルギー輸出による収益で「経済の崩壊を防いでいる」と話す。
バイデン米大統領が「類例がない」とする大規模制裁だが、当初から原油・天然ガスの取引が抜け穴になるとの見方があった。
米国と英国は輸入停止を決めたが、ロシア産ガスへの依存度が高いドイツやイタリア、東欧諸国が輸入を続け、「ロシアに金を流し込んでいる」(元米財務省高官)状態が続いている。
欧州連合(EU)は対露依存からの脱却計画を示したが、米政権が制裁で「ロシアの軍資金を断つ」(高官)戦略にシフトする中、輸入削減を「加速させる必要がある」(リッチフィールド氏)との声が強まる。
米議会でも「戦争を止めるには(欧州の動きは)遅すぎる」(トゥーミー上院議員)と不満が噴出。対露取引を遮断させるため、米国が欧州など第三国にも自国の制裁を順守させる「二次的制裁」を発動すべきだとの強硬論まで出ている。
「欧州がロシアの原油に頼る必要がなかったら、事態は大きく違っただろう」
バイデン氏は3月31日、石油の備蓄放出と生産増を表明した際、そう語った。欧州へ米国産ガスを追加輸出して、欧州の対露依存の脱却を側面支援する。
ロシアがウクライナ民間人に攻撃を加える惨状も、対露圧力強化の論調を勢いづかせている。
世界の主要金融機関で作る国際金融協会(IIF)は先月発表した報告書で、欧州がロシア産原油などのの輸入停止で米英に続かなければ、「(制裁は)有意義な効果を持たない」と指摘した。
ウクライナの人道危機が欧州の世論を大きく硬化させており、ドイツを含む各国が対露禁輸に踏み切らざるを得なくなるだろうとの見方を示している。
戦争が持久戦の様相を強める中、米財務省は3月31日、ロシア半導体企業などへの制裁を発表。半導体は先端兵器に不可欠で、米政府は軍産複合体などへの追加制裁も視野に、ロシアが戦争を継続することを難しくする物資の遮断などの対抗策を進める構えだ。
米露中が持ちあう戦略兵器は夫々が世界を滅ぶす能力が在る。
核のボタンを押せばそれが第三次世界大戦の終わりの始まりとなる。
人類の文明は一旦終わり、再出発に疑問符が付く。