岸田内閣の支持率に大差!なぜメディア各社で違うのか? 詳しくは👆クリックで
鈴木祐司次世代メディア研究所代表/メディアアナリスト
「支持」だけ見ると、確かに数字はバラバラだ。
最も高い「産経FNN」は、最も低い「朝日新聞」の1.4倍になる。
ただし「支持」「不支持」を並べると浮かび上がる事実がある。
「支持」の高い調査は「不支持」の数字も高く、「支持」の低い調査は「不支持」も低い。
おおむね「支持」が「不支持」の2倍強となっている。
では、「支持」が40%台から60%台へと1.4倍もの開きが出来るのはなぜか。
質問の仕方の違いというのが専門家の説明だ。
例えば、「支持しますか、支持しませんか」と聞かれて、「わからない」と答えた場合、それらの回答者をそのまま残すか、「どちらかと言えば」と再質問して分類していくかで調査結果に差が出るそうだ。
いみじくも最も高い支持率63.2%の結果となった「産経FNN」は、世論調査の説明で「内閣支持率の回答が不明確な場合には、『どちらかといえば』と再度質問して回答を得た」と紙面で説明している。
調査対象者も違うだろうから、出て来る答えも違う・・・・・・・。