育ち盛りの頃、道を挟んで料亭の座敷は何時も賑やかだった。
聞き惚れた・・・「正調博多節」などが三味の音とともに流れてきた。
親からは聞くなと怒られたが、うろ覚えした。
ネット情報は便利なもので
正調博多節歌詞👇大体2番まで歌われていた
正調博多節 | 歌詞 |
○博多帯締め 筑前絞り (筑前絞りの帯を締め)歩む姿が 柳腰 ○博多へ来る時ゃ 一人で来たが 帰りゃ人形と 二人連れ ○操縦縞 命も献上 固く結んだ 博多帯 ○意気地づくなら 命もままよ 博多小女郎の 末じゃもの ○何の玄海 船底枕 覚めりゃ博多の 灯が招く ○何の玄海 船底枕 明けりゃ博多の 灯が見える ○何を偲びて 鳴く小夜千鳥 博多小女郎の 夢の跡 ○寄する仇波 いつしか引いて 主と玄海 おぼろ月 ○風が邪魔して つがいの蝶も しばし菜の花の 裏に住む ○博多人形に 思いを秘めて 贈る私の 胸の内 ○千代の松原(松ヶ枝) 傾(かたぶ)く月を かけて一声 ほととぎす ○博多山笠 締め込み法被 シュっとしごいた 力綱 ○筑紫名所は 名島に宰府(さいふ) 芥屋(けや)の大門(おおと)の 朝嵐 ○博多柳町 柳はないが 女郎の姿が 柳腰 ○博多柳町 柳はないが 恋の小女郎の 夢の跡 ○博多柳町 蛇の目がけぶる 明けの別れの 涙雨 ○御衣(ぎょい)を捧げて 泣く秋の夜に 月がさし込む 榎寺 ○恋の中道 情けの博多 波を隔ての 礒千鳥 ○海の中道 手をさしのべて 抱いて静かな 博多湾 ○誰に買われて いくとも知らず 博多人形の 片えくぼ ○博多よいとこ 朝日に映えて 松と竹とが 西東 ○博多恋しや 小女郎が招く 何の玄海 波枕 ○君を松原 月さえ朧 名所名島の 波の音 ○飽かぬ別れに 今日この頃の 痩せを覚ゆる 博多帯 ○締めりゃ泣くから とる手を替えて 解けばまた泣く 博多帯 ○知らぬ振りして ただ一滴 博多絞りの 落とし紅 ○博多見せよか 那珂川見しょか 仇な姿の 水鏡 ○蒙古十万 沈めた海と 聞くも勇まし 波の音 ○行こか柳町 戻ろか新茶屋 ここが思案の 石堂橋 ○鼻と鼻とがお邪魔になって 口も吸えない 天狗さま アルコール過敏症で幸いだった・飲めれば今頃、鬼ども集めて酒盛りだ 【博多小女郎浪枕入り】(藤田正人作詩/大村能章作曲)
○意気地づくなら 命も何の 「船を出すなら 日中(ひなか)にお出し とかく夜更けは 命がけ 小判枕に 長崎薩摩 毛剃(けぞり)九右衛の 声がする」 博多小女郎の 末じゃもの 【エンヤラヤ入り】 ○何の玄海 船底枕 覚めりゃ博多の 灯が招く 「千代の松原 月夜に待てば 松の模様の 袖濡らす エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ エンヤラヤノ エンヤラホイノサ」 |
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