岸田政権で「政高党低」から | よかもん人生のブログ

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その心は👇麻生副総理が麻生副総裁に変わった結果だと。

 

“麻生副総裁”起用の真の狙いは? 甘利氏「首相と麻生氏の関係だと…」 西日本新聞

 

 約8年9カ月にわたり、安倍晋三菅義偉両政権で副総理兼財務相を務めた麻生太郎氏が8日、自民党副総裁に就任する。

麻生派所属の甘利明幹事長は5日の記者会見で、起用に込めた岸田文雄首相の狙いを代弁。麻生氏の登板で、「政高党低」と言われてきた官邸と党との力関係に変化が生じるとの見方も出ている。

「つまらないプリンス」が会見で見せた「らしくない」顔  5日、党本部に姿を見せた麻生氏は、甘利氏らと面会。

今後の党務や人事などについても意見を交わしたとみられる。これに先立つ会見で甘利氏は「党で不協和音がある場合、大所高所から説得して抑えてもらいたい場面が出てくる。

そういう時にお出ましいただいて、頼りない幹事長を助けてほしい」。人事の意図するところをこう説明した。

 

  当初は、巨大IT企業など多国籍企業の税逃れを防ぐ「デジタル課税」の導入に意欲を見せ、「続投を前提にしていた」(周辺)という麻生氏。だが、党役員の任期制限を掲げた首相に対し、「閣僚は制限しなくていいのか。新しくスタートを切った方がいい」と自ら切り出し、戦後最長の3205日に及んだ在任期間に終止符を打ったという。

 

  党内では副総裁を「上がりポスト」と見る向きもあり、「体よく閣外に出てもらうために首相が用意した椅子だ」(党関係者)との声も交じる。実際、甘利氏は3日のフジテレビの番組で「首相と麻生氏の関係だと、指示するというより、指導を仰ぐということに精神的にはなってしまう」と発言し、暗に“麻生外し”をにおわせてもいた。

 

  それでも首相経験者、党内第2派閥の領袖(りょうしゅう)として、盟友の安倍氏と共にキングメーカーをうかがう麻生氏が、党内でにらみを利かせる意味は小さくない。

安倍、菅両政権の代名詞となっていた「官邸1強」にも風穴があくのかどうか。

 

  「薬が効きすぎて、首相が主導権を奪われないといいが…」(岸田派ベテラン)。

永田町も霞が関も、その挙動に目を凝らしている。  (河合仁志)

 

以上、西日本新聞に投稿された情報です。