人生を遡ること60年ほど前、市役所の知人に頼まれて、
『国勢調査』の調査員としてアルバイトとして調査に参加した事がある。
今と違ってインターネットなどない時代、運転免許も無く、
地域を割り当てられ、一軒一軒、男女2人一組で知らない家を訪問した。
『国勢調査』が行われる事は、ほとんどの家で周知だったが、
知られたくない事が合ったのか、調査拒否に戸惑った思い出もある。
同行の女性は高校は違ったが同級生の従姉妹と知り気が楽になった。
様々な家庭を訪問し、世間を見る目が広がった気がした。
偶然だが筆者の姉と漢字までが同じ名前だった。
『国勢調査』は穢れを知らぬ純真無垢の青春時代の思い出です。