故郷では「流れ灌頂」行事が夏休み最後の楽しみだった。
明治11年初秋より、甘木川畔に祭壇を設け流灌頂大法要会(慰霊と施餓鬼供養)が行われています。花火大会は大正15年、朝倉軌道株式会社主催で行われたのが初めで、現在は、地域の活性化を目的とした朝倉の夏の風物詩で伝統的な行事として朝倉商工会議所が花火大会を主催しています。川原には露店が軒を連ね道程を賑わせます。朝倉で最も賑わう行事の一つです。花火は近距離で見られ、見上げて観る花火は圧巻です。
(子供時代は、この河原に水を引き四角に囲み鯉釣りが行われた)
花火の規模は信濃川河畔で行う当地に及ばないが、
故郷の祭りは川原に露店が軒を連ね、風情は故郷が勝る。
流れ灌頂で鯉虐待を前面に出し鯉釣り禁止になったのは残念だ。