北海道で6日未明に発生した震度7の地震は企業活動にも影響を及ぼした。広域停電の影響でコンビニエンスストアや百貨店の営業が停止し、メーカーは生産活動の一時休止を余儀なくされた。暴風をもたらした台風21号が関西圏に大きな被害を与える中で、一大観光地の北海道で起きた地震との“ダブルパンチ”が訪日を計画する外国人の心理を冷やし、観光関連の消費減退を招けば日本経済にも影響が広がりかねない。
北海道の地震では、広域停電が企業の活動に大きな影響をもたらした。コンビニ大手のローソンは、道内に600以上ある店舗のうち300超が停電の影響で休業した。道内でコンビニ「セイコーマート」を約1100店展開するセコマグループ(札幌市)も50店が休業した。
百貨店では、札幌市内の丸井今井札幌本店や大丸札幌店などが臨時休業。外食でも「モスバーガー」を展開するモスフードサービスが道内52店のうち51店を休業、ゼンショーホールディングスは牛丼チェーン「すき家」など道内約100店の営業を停止した。
金融機関では大和証券が札幌市と釧路市の2支店の窓口営業を休止し、みずほ証券の札幌市の支店も窓口営業ができない状態となった。札幌証券取引所は株式の売買をを終日停止した。
大規模停電の影響は配達サービスにも及んだ。日本郵便は北海道宛ての「ゆうパック」の引き受けを停止すると発表したほか、ヤマト運輸も道内全域で宅配便の集配を停止した。
道内に生産拠点を置く企業にも影響が広がった。新日鉄住金の室蘭製鉄所(室蘭市)の敷地内にある三菱製鋼室蘭特殊鋼の工場で火災が発生。鎮火したが稼働を停止した。トヨタ自動車は変速機を生産している子会社のトヨタ自動車北海道の工場(苫小牧市)で日中の操業を休止した。
アサヒビールやキリンビールも停電で道内工場の生産を停止した。出光興産は、北海道製油所(苫小牧市)でガソリンなどの出荷作業ができない状態となった。
今後、余震が続き、停電が頻発することになれば、ビールやガソリンの全国出荷に影響が及ぶ可能性もある。
今回の地震は、台風21号の影響で関西国際空港が停止し、ただでさえ訪日客への影響が懸念される中で起こった。ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミストは「一連の自然災害により外国人の訪日意欲がしぼめば、日本経済にとってマイナスだ」と話した。
日本だけではない、世界中で自然災害が巨大化して居る。
その反動でもないだろうが、街中で見られた赤トンボの乱舞が無い。
たまたま、飛んでいても、単独飛行だ。
日常にあった、カエルもバッタも小さな生き物が激減して居る。
人間生活の全てが経済優先で行われ、自然破壊に目が瞑られて来た。
巨大台風・次のターゲットは、フィリッピンとアメリカのようだ。
反省は⇓のようにされるが、また繰り返す。
原発が稼働して居れば一斉停電は無かったはずかも❔
私的には中国・韓国人が日本観光を敬遠し来ない事を望む。
自然豊かな🗾の自然が永続する事を望む。