高床式住居の北向きの屋根の、すぐ下の空気抜き穴の上に、

我が家には初めてのツバメが巣作りしせっせと餌を運び、
雛はスクスク育っていたのだが、昨日の早朝、
ケタタマシイ親鳥の鳴き声で起こされ、外に出ると、

燕の巣が落ち、雛鳥4匹が墜死し1匹だけは虫の息だった。

燕が10数羽、上空を飛び回り、下を見下ろしている。

一羽の雛は妻の手の中で息を引き取った・・・今朝も、

ツバメ夫婦は電線から巣の有った場所を茫然と見つめていた。
不安定な場所に巣を作り、雛の成長で巣が落ちたと観ている。

雛を何処に埋めようかと相談、鉢植えの古土を再生する箱が有り、

(ハツユキカズラと黒龍)の苔玉
その土に埋めれば何れ土に還り、行く行くは階段花壇の土に再生。
花として生き返ると判断した次第です。
この家を新築する前、猫の額ほどの庭の土に、死んだ動物、
コウモリや金魚など埋めた経験があり、美味しいブドウが実った。
妻は書くなと言ったが、これも供養と思い書きました。
安全な巣作り場所を設置したが、親ツバメは見向きもしない。