母の日と父の日の狭間で父に教えられたm独立後の生きざま | よかもん人生のブログ

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長い人生の旅路を書き綴ったブログです

今朝のNHKで、80-50問題を提起していた。


青年期、親元を離れて就職する前に父に教えられた事が有る。

独立後は親を頼るな、暮らしは自活せよ。

学歴社会の世間は、ほぼ上下関係が学歴で決まって居ると想え。

お前に誇れる学歴が無い以上、職能を磨け、そして、

鬩ぎあいの中で勝ち抜くには、給料以外の収入源を確立せよ

親元に居る今、給料のほぼ全てを貯蓄し株購入の元金を作れ。

18歳の時に父が株式のイロハを教えてくれた。

「人の行く裏に道あり花の山」をお前の行く道とせよと。

一粒万倍など考えるな、着実に勝ちを心がけ株を購入せよ。

短期売買は証券会社を喜ばせるだけ・・・絶対に手を出すな。

選びは、社風と社長の能力・人徳を見極めて選べ。

あれから60年、大儲けの経験は無いが、一度も損はしていない。

七転び八起き、不運は運を生み出す土壌と心得ていた。

中小企業への就職で悲哀を舐め、何度倒産を経験した事か❕❕

そしてもう一つ父が教えた大切な事。

暮らし向きで背伸びしすぎるな、一時的な借金はしても、

定年退職前に全て借金0にして置け

定年後の今の暮らしは父の教えが有ったればこそ。

母の思い出をつけ足しておく;

幼少の頃、林間学校で習い覚えた「母の日の歌」

内職していた母の側で、なにげ無く歌っただけなのに、

①青いお空にぽっかりと浮いたあの雲、見ていたら
 母さん僕は私は想いだします白い乳

②冬の夜でした、病気して三日も寝せずに困らせた
 母さん僕は私はこんなに丈夫になりました。

③荒れて大きいその指に、光るる指輪は無いけれど
 母さん僕は私は、きっと成ります世の宝

突然、母が内職の手を止めて、号泣し始めた。

そして、何度も事あるごとに同じ歌を催促された。

今思えば、母は身につまされたのでしょう。

この一文を書きながら、静かに涙が頬を伝わる。

子らが読もうと読むまいと、父の記憶体験の一コマだ。