76歳の生涯で何度死にかけた事やら、不思議と生き永らえて来た。
子供時代には水に溺れて2度も命拾いした。
学生時代、急激な眩暈で、「機能性心不全」の疑いが掛けられた。
精密検査では無事通過だったが、
自覚症状は成長過程で度々経験し自分なりの対処法を会得した。
例を挙げると、急激な運動をすると必ず目の前が真っ暗になり、
走った後など急激に力が抜けその場にヘタレ込む。
プールサイドでは特に要注意だった・・水から上がれなくなる。
短距離走は早いが長距離はNG,マラソンは絶対ダメだった。
町内が競い合う追い山笠に追従して走れなかった。
幼少の頃、腺病体質だから、長くは生きないかもと囁かれていた。
突然気胸も実体験したし、伝染病にも罹患した。
雪下ろしは体調に合わせ自宅屋根なら1日中でも可能となった。
高床式の屋根から雪下ろしで転落し両膝骨折からも生還した。
少年時代に空中浮揚の霊体験は何度も何度も経験した。
自動車事故を直前回避した実体験は10回以上は有る。
そんな筆者が、今年誕生が廻りくれば満77歳(喜寿)と成る。
高血圧+糖尿病+エトセトラ、主治医には充分生きたと伝えている
記憶力は歳以上に弱い筆者だが、発想の転換は未だに健在だ。
孫がおる身でありながら、正月が来ると幼かった頃を思い出す。
あの頃は良かったな、父もいたいた母もいた。