外食を妻と二人で楽しもうと、中華レストランまでドライブした。
歳には勝てず、お互い一人分を食べられず、少し残した。
その帰路、道路の右手から車の直前に白い生き物が動いた。
咄嗟に急ブレーキを踏んだ為、後ろの車も急ブレーキで止まった。
よく見たら、白地に黒い模様が入った猫だった。
もし猫が勢いよく飛び出していたら確実に轢き殺していただろう。
猫と目が合ったが、ニャンとも言わず堂々と横切って行った。
後ろの車も猫だと判り、急ブレーキに文句も言わなかった。
最近は飛び出す猫も少ないなと車の中で話てあって居た時だった。
運転歴50年、避けられず轢き殺したのは、
若い頃,田舎道で避けられ無かった蛙の大行列だけだ。
咄嗟の急ブレーキは未だ健在でした。