豪雪新潟の当市では豪雪を克服と言う意味で克雪都市宣言中です。
当町内は他町内に先駆けて町内総意の元、
数十年前に各家ごとに数十万円を出し合い自前で融雪設備を整えた。
町内2か所に深井戸を掘り、揚水井戸を設置、
道路への消雪パイプ工事はモデルケースとして市が敷設した。
今は、市中心部は全ての道路で消雪パイプの恩恵に預かっている。
流雪溝は信濃川の支流から揚水、河岸段丘に位置する当市は、
天然の落差を利用し揚水し自然からの恩恵を最大限に利用している。
平野部の都市では、消雪パイプは施設できても、
ある程度の落差が必要な流雪溝は困難のようです。
新潟よりも寒い地方、東北から北海道では、地下水でも止めると
消雪パイプの水は凍る為に利用できないそうです。
新潟県では地下水を揚水に使うと地面から湯気が出るほどです。
町内も少子化が進み人手不足と成り、高齢者の消雪当番だけです。
80軒程の町内で、5人いる当番の一人が筆者です。
カメラが壊れたので今日の撮影画像は無いのですが、
9時から作業開始で、地面下に埋設された消雪パイプの点検砂出し。
その後、町内を流れる茶郷川に入り、
直径30㎝長さ2m、5本のパイプを横に連結した揚水パイプを、
揚水場に固定する作業、以前作業中に足を掬われ川の中で転倒経験。
初冬の川水は冷たかった。
かなり危険を伴う作業です(水嵩が有る時は出来ません)
作業終了は12時30分。
町内会長も参加し6人で無事に終えた後、町内の集会所で、
恒例となった出前のラーメンを食べお開きとなりました。
一昨年の参考記事⇓