今年4月、孫姫が小学1年生となる。
「入学おめでとうカード」を贈ったら、
嬉しそうな声で電話が来た。
手元に住んで居れば、記念の旅行や食事に・・・
それは5月連休に取っておきましょう。
「よかもん」が1年生になった時は戦後の混乱期。
ジュラルミン製ランドセルから布製鞄まで、
持ち物はバラバラ、ほとんどが貧乏だった。
手製で布製の鉛筆入れを持ってくる子も居た。
学生服は有ったが家庭の事情で着れない子も居て
鞄や靴などはバラバラで下駄の子も居た。
マンモス校で1年生だけで300人も居た。
ガキ大将が町内を統率し大人の出る幕は無かった。
通学路は有ったが、通学はかなり自由だった。
車は少なく、子供天国だった。
又従兄弟の1年生と仲が良く一緒に通学した。
生まれつき視力が弱く、高校入学まで眼鏡無しで、
常に一番前の席だった。
身体検査で一番の苦手は視力検査だった。
夜空の星を見上げて北斗七星も良く見えなかった。
それが、75歳にもなって、視力の衰えも無く、
1日中パソコンを弄っても平気の平左です。
同年齢の仲間たちは白内障や緑内障で悩んでいる。
人間とは、人生とは、不思議な物ですね。
孫姫がどんな人生を送るかは未知数だが、
大道を踏み間違える事は無いと信じるしかない。
孫姫の成長を楽しみに、寿命まで生きましょう。