長岡市の郊外に位置する「寺宝温泉」知る人ぞ知る名湯です。

改修される数年前に1度訪問していたが、改修で様変わりしていた。
温泉の規模は小さい方だが、癌患者が引きも切らぬ大盛況との事。
この温泉は何らかの持病(癌など)を治したい為の湯治者が多い。
そして、脱衣所で自然発生的に会話が始まった。
長岡市栃尾の人だと言う・・・写真サイトで活発に活躍中だとの事。
栃尾に在る静御前のお墓や、栃尾で育った上杉謙信の事や
天下の奇祭「ほだれ祭り」などなど、
共通の話題が多く、裸の付き合いをした。
そして浴槽では、新潟からだと言う別の人から声がかかった。
年恰好も体つきも顔や声までそっくりだそうだ。
そして大腸がんと胃がんの手術跡を見せ合い、闘病を語り合った。
このブログの、大腸癌、闘病日記を紹介し抗がん剤不適合で、
ワンクール3週間だけ抗がん剤を飲んだ後、何の対策も取らずに、
自然治癒した経緯を話して聞かせた。
いたく興味をそそられた様で、帰宅後このブログを見るそうだ。
同行者も、同湯に入っていた人も聞き耳を立てる様子が見て取れた。
それにしても私の手術・傷跡の綺麗さに吃驚されていた。
女湯では乳がん患者が目立つそうだ(覗き見厳禁)
熱い湯から~ぬるい湯まで在り、交互に入る事で治癒効果が増す。
田舎湯の素朴さを堪能してきました。