身の程の暮らしを楽しむ…これがどうして中々難しい事なのです。
今の暮らしは終の棲家ですが、一朝一夕に出来上がったのでは無い。
20代の頃から、定年後を見据え、身の程を知って暮らしてきた。
言うは易し行うは難しの、暮らしぶりだった。
雑誌の購入は0、全て市立図書館を利用した。
子供が小学校に上がる前から、市立図書館を利用させていた。
但し、科学知識を得させる為に、「子供の科学」を購入し
小学高学年だった長男の愛読書とさせた。
幸か不幸か、長男は小学6年の時に独学でアマチュア無線の、
受験申請をカナ釘流で自分で書き込み、中学1年で一発合格した。
自分自身は雑学を図書館で詰め込んだ…
それが仕事では発想の転換に役立った。
タバコは吸わず、酒は体質的に受け付けず、女に狂う事も無かった。
他人から見れば、付き合いの悪い人物で有っただろう。
もっと世間に慣れ親しめ砕けろとよく言われた・・・しかし、
定年時、無借金を目標にして、身の程を知った楽しみを続けた。
見事達成し、定年前に新築し、今に至っている。
定年後、ステージ4の大腸癌で大手術、抗がん剤不適合が幸し、
薬も飲まず、今に至っている。
高血圧や、糖尿病など、高齢のお伴だ…生きてる証拠。
天上界とも地獄界とも、時に」」はテレパシー通信で会話する?
群馬県の天狗のお山「迦葉山」で天狗に化かされた事も有った。
ブログを楽しみ、偶に外食を楽しみ、孫の帰省を待つ日々。
高級な家財道具も、食器類も皆無だが、過不足は無い。
死期など忘れたし、必ず訪れる死を恐れる者では無い。
大腸がん宣告で、平気な顔をしていたらドクターが吃驚した事は、
以前にも書いたが、平常心でした。
掛かり付け医も、薬の処方はするが、
飲み方は体調に合わせて良いとお墨付きを貰っている。
年齢不相応の体調回復など必要なく、サプリメント類など一切不要。
この先の余命など有ればあるだけ儲けものと楽しむだけです。
さて、お昼のご飯を妻と連れ立って何処で食べようか?